2015年7月9日(木曜)昨日8日、海外市場の動き
市場の目はギリシャに釘づけ。FOMC議事録はギリシャ+中国・新興国のリスクを警戒しながら「利上げには一段の兆候が必要」。
JPY+NZDは大幅高、EURは小幅高、GBPは弱く、USDは下落。
ギリシャ救済策の合意期待なのか、欧州市場は株高+債権は売られ・利回りは上昇。
しかし、米株は弱く、債権は買われ・利回りは低下。NY証券取引所はシステムトラブルで長時間取引ができず。
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JPY高の一日。リスク回避の動きなのか、円ショートカバーの巻き戻しなのか、円高が目立つ一日。
NZDは強く、ポジションの巻き戻しと思われるが不明。
EURは、スイス中銀のEURCHF買い介入の思惑+株高に、小幅上昇へ。
GBPは一人負けで、EURGBPの買い戻しが強い。
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ウィリアムズSF連銀総裁=年末までに2度利上げが必要だが、インフレ率2%の目標の達成の確認が必要。中国株の下落は米経済にとって大きな問題にならず。ギリシャ問題は、金融市場の反応が大きな懸念材料。
ラガルドIMF専務理事=ギリシャは債務再編が必要。ギリシャだけを特別扱いできないが、深刻な危機に瀕しており迅速な対応が必要で、解決策に関与。
FOMC議事録(6月17日)=利上げ支持の状況に近づきつつあるが、消費は弱く、中国やギリシャのリスクを懸念。利上げには、経済成長に一段の兆候が必要。
FOMC議事録=国内経済指標や国外市場の変動を踏まえ、年内の利上げ計画をどのように推進していくかが討議。
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欧州安定化メカニズム(ESM)=ギリシャからの融資要請で、IMF・ECB・欧州委員会に、1.ギリシャ問題はユーロ圏・加盟国の脅威となるか、2.公的債務は持続が可能か、3.資金の必要量、3点の審査を要請。
バルス仏首相=ギリシャをユーロ圏にとどめるべきと主張。
ルー米財務長官=ギリシャがメルトダウンするような状況になれば、大幅な先行き不透明感あり、欧州のみならず世界経済にとりリスク。
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