2015年7月30日木曜日

2015年7月30日(木曜) 昨日29日、海外市場の動き


注目のFOMCは、政策金利0.0%~0.25%の据え置きを決定、予想通りで、全会一致の決定。

FOMC声明=労働・住宅市場は改善するも、経済成長とインフレ見通しへのリスクは「ほぼ均衡」、利上げには「雇用市場お一段の改善」+「インフレ率が2%へ向かい加速」する確信を持ちたいと、注目の利上げ時期の明言は避けたが、9月または12月の利上げの可能性は残る。

市場の反応は、「米株は強さを維持」+「債権利回りは低下→上昇し」、「為替市場はドル売り→ドル買い」と、直後に上下に変動しながらも、ドルの強さが目立った。

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FOMC声明=経済活動の見通しと労働市場のリスクは、ほぼ均衡。インフレ率は短期的に低水準に留まるも、労働市場の改善、エネルギーや輸入価格の下落の一時的な影響が消えれば、中期的に2%に向かって上昇する。

FOMC声明=米経済活動は穏やかに拡大。家計支出の伸びは穏やかで、住宅部門はさらなる改善を示す。一方、企業の設備投資と純輸出は軟調。労働市場は堅調で就業者数の増加と失業率の低下の低下傾向を維持。労働市場のスラック(需給の緩み)は改善を示唆。インフレ率はエネルギー価格の下落と、それ以外の輸入価格の低下を一部反映し、FOMCの長期誘導目標を引き続き下回る。将来の市場ベースのインフレ指標は低水準だが、長期的なインフレ期待は引き続き安定。

米短期金利先物市場=12月の利上げ予想確率は56%でFOMC前と同水準にとどまり、12月の利上げ予想は変わらず根強い。

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