2015年7月30日木曜日

2015年7月30日

2015年7月30日

注目のFOMCも終わった。結果はご存じのとおり、利上げ時期に関しては明確な米株は引き続き強く、米10年債利回りは若干下げるも、米2年債利回りは上昇、ドルは紆余曲折の末、上昇。

FOMCメンバーを意見の相違はあると思うが、利上げは決定事項で、いかに他の中銀に配慮し、金融市場への影響を最小限に抑えることだけを考えているのだろう。

懸念材料だった、ギリシャも目先は収まり、中国株も暴落を食い止め、新興国通貨や株価の下落も、何とか収まっている。後は、利上げするぞ! 利上げするぞ! と、ムードを高め、いざ、利上げした際の悪影響を最小限に収める工夫を、事前に、かつ、用意周到に進めているだけに思えてならない。

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2013年のことである。市場は量的緩和の縮小を織り込みながら、2013年の12月18日についに縮小を決定した、当時のムードを思い出す。

FOMCは2013年の3月から「量的緩和を縮小するぞ」と言い続け、6月にバーナンキFRB議長は「米経済が予想通りのペースで拡大すれば、FRBは年内に債券買い入れを縮小する可能性がある」といい、ドル円は上昇を続けた。

上下に変動していたUSDJPY相場は、バーナンキ発言で、93円台をボトムに下げ止まり、持合いを経て、11月から再上昇し、12月の決定に105円台ミドルまで上昇して、その年を終えた。

そして、これを高値に下落へと変化、100.70円台まで値を下げ、2014年8月まで101円~104円の長期レンジ相場が続いた。(大雑把な値動き)

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今回もこのパターンになると、今後の取引も楽なのだが?!


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