2015年7月16日木曜日

2015年7月16日(木曜)昨日15日、海外市場の動き

2015年7月16日(木曜)昨日15日、海外市場の動き

米株は下落、米金利は低下、原油価格も下落し、ドルは全面高へ。

イエレンFRB議長の議会証言の原稿で「年内いずれかの時点で政策金利を 引き上げる可能性が高い」との報道にドルは急進。

「米生産者物+NY連銀製造業景気指数+鉱工業生産・設備稼働率」も強く、ドル高の流れが続く

カナダ中銀は、予想外の政策金利の引き下げを決定、カナダドルは急落し全面安へ。

ギリシャ議会の財政再建法案の採決待ち。

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15日はドル高への材料が豊富

米生産者物価指数=前月比0.4%(予想0.3% 前回0.5%)、前年比-0.7%(予想-0.9% 前回-1.1%)、コア前月比0.3%(予想0.1% 前回0.1%)、コア前年比0.8%(予想0.7% 前回0.6%)→ 予想を上回りドル買いの材料となる。

NY連銀製造業景気指数=3.86(予想2.75  前回-1.98)→ 予想を大幅に上回りドル買いが一時強まる。

鉱工業生産=前月比0.3%(予想0.2% 前回-0.2%)、設備稼働率=78.4%(予想78.1 前回78.1→78.2)→ 予想を上回りドル買いの材料となる。

米地区連銀経済報告書(ベージュブック)は、米経済の活動が5月半ばから6月にかけて拡大。

ウイリアムズSF連銀総裁は「今年は利上げの年と確信」といい、メスター・クリーブランド連銀総裁は「FRBは、緊急的な緩和解除の開始が可能」と、利上げ開始ムードが強まる。

イエレンFRB議長、半期に一度の証言原稿(下院金融委員会)=経済が予想通り前進していけば、年内いずれかの時点で政策金利を 引き上げが適切になる可能性が高い。

イエレンFRB議長、半期に一度の証言(質疑応答)=米経済はこれまでよりもかなり良い状況にあると言える。米経済は利上げをこなせるだけでなく、利上げを必要とする状況にあ。

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カナダ中銀声明=予想外に政策金利0.25%引き下げ、0.5%に決定。カナダ経済の成長見通し低下で、インフレの下振れリスクが拡大した。上半期のGDPが小幅に縮小したとみられる。第3四半期はエネルギー以外の輸出が改善し、生産は回復する。

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