米国では、株価は上昇、債券利回りは上昇、ドル全面高。
報道では「メルケル独首相の勝利+チプラス・ギリシャ首相は屈服」とある。6か月間に及ぶ茶番劇は幕を下ろすことになりそうだが、ギリシャ議会が15日までに改革保安を法制化することが必要で、まずはそれを期待したい。
ようやく、ギリシャへ第3次支援の道筋が見え、リスク選好の動きに、世界的に株価は上昇するも、欧州では、債利回りがギリシャ改革案の不安を反映し低下。
ギリシャリスク低下にも、「ギリシャ問題解決=FRBの利上げ開始期待」なのか? 米ドルは上昇し全面高。ドル高の流れは変わらず。
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トゥスクEU大統領は、前提として各国議会の動意が必要だが、ユーロ圏首脳は、ギリシャへの支援プログラム開始で基本合意と発表。
ギリシャ議会が15日までに改革法案を法制化できるか。それを受け、独下院が17日に議会採決を行い、ギリシャの第3次支援を決める。
250億ユーロでギリシャの銀行へ資本増強へ。ギリシャの資産の一部を基金に移管し民営化・運営により債務返済に充てる。
チプラス・ギリシャ首相は、350億ユーロの成長パッケージと債務再構成で、ギリシャのユーロ離脱は過去のものとなった。
ECB=ギリシャ向けの緊急流動性支援(ELA)の上限を据え置く
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USDJPYは、123.50円で上げどまり、動きは停滞。
EURUSDは、1.1200→1.1000まで大幅下落。
GBPUSDは、1.5590へ上昇後→1.5480まで下落。
AUDUSDは、0.7465→0.7380台へ下落。
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