2015年7月14日火曜日

2015年7月14日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年7月14日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

ギリシャ・ネタは、明日(15日)の法案採決まで、ひとまずまでお休み。

弱い英CPIにも関わらず、強気のカーニーBOE総裁発言に、GBP買いがリードするドル売りへと相場が動き、ドル売りへ。そして、予想外に弱い米小売売上高に、ドル売りが更に強まる。

15日・16日のイエレンFRB議長の議会証言を直前に控えて、米国発の経済指標に、相場は過敏になっている。

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GBP 6月 消費者物価指数=前月比0.0%(予想0.1% 前回0.2%)→ 予想と前回を下回る、前年比0.0%(予想0.0% 前回0.1%)、コア前月比0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、コア前年比0.8%(予想0.9% 前回0.9%)→2001年3月以来の低水準。

カーニーBOE総裁=「経済の状況からは、利上げ開始する時期が近づいている」。トレンドを上回る着実な成長が見られ、国内のコストが上昇し始めており、輸入によりディスインフレの一部を帳消しにしている→ GBP急上昇へ。

USD 6月 小売売上高=前月比-0.3%(予想0.3% 前回1.2→1.0%)、除自動車 前月比-0.1%(予想0.5% 前回1.0→0.8%)→ 予想を下回りマイナスとなり、ドル売りが強まる。

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USDJPYは、弱い英小売売上高に、一時123円を割り込むも急反発へ。
EURUSDは、1.098以下の買いは強く下げ止まり、GBPリードのドル売り+弱い米小売売上高に、1.1070近くまで上昇。
AUSDUSD+NZDUSDも、GBPリードのドル売り+弱い米小売売上高に、上昇傾向が続く。




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