2015年7月13日(月曜)
日経平均株価は大幅上昇し2万円台を回復、中国株も上昇。そして、ユーロ圏首脳会議は、ギリシャ支援でようやく基本合意に達する。
為替相場は不思議な動きで、EUR売りが目立つ。市場は基本合意に懐疑的なのか? リスク選好のパターンなのに、円売りは分かるが、AUD+NZD+CADは弱い。
発表を受け、直後から「円売り+ドル売り」が強まるも、逆に、EUR売りへと変化、「AUD+NZD+CAD」も売り圧力が強まり、GBPだけが安定、円クロスではGBPJPYの上昇が目立ち、他は変わらず、結局は高へ。
結局は、もうしばらく事態の見極めを見ざるを得ず。
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トゥスクEU大統領=前提として、各国議会の動意が必要ながら、ユーロ圏首脳は、支援プログラムの開始で基本合意と発表。
ダイセルブルーム・ユーロ圏財務相会合議長=250億ユーロでギリシャの銀行へ資本増強へ。ギリシャの資産の一部を基金に移管し民営化・運営により債務返済に充てる。
メルケル独首相=2016年3月に現行プログラムの期日がきたら、追加のIMFプログラムを申請。独議会より先に、ギリシャ議会が支援条件を全て承認することが必要。欧州委員会は、ギリシャのユーロ圏離脱は阻止することができた。ギリシャは500億ユーロの民営化基金を設立。
チプラス・ギリシャ首相=350億ユーロの成長パッケージと債務再構成で、ギリシャのユーロ離脱は過去のものとなった
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