2006年1月~今現在、約10年間の月次チャート
【USDJPY】
リーマンショック直前のピークを上抜け、一時125円その水準を超えた。
しかし、125円の壁は大きく、115~125円のレンジから、120~125円のレンジに入っており、現状はこのレンジの上値トライの最中。
125円をクリアに上抜けしても、官製相場のなせる業。米財務省への配慮と、自からのポジションの利食いに、ドル高・円安は一時的で、再び120円割れの水準まで下落すると思われる。
【EURUSD】
きれいなダウントレンドも1.0500で終息。1.0500~1.1500のレンジに入り、次の動きを模索している最中。
ただ、膨大なQEとギリシャ支援を考えれば、市中に資金は溢れ、通貨安政策を終わらせることはできそうにない。
独仏伊の景気が、仮にEUR高や超低金利の恩恵をうけ、上向いても、一時的で長続きすることはできないのでは?
そう考えれる、現時点の1.1000を中心とした、1.0500~1.1500のレンジ相場が今後、長い期間にわたり続くことが考えられる。
そして、目先は、ギリシャ問題の表面的な終息によるEURの買い戻しも限界があり、下値リスクを継続中。
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