USDJPYは、122.50~124.50のいずれも可能性がある。
6月10日の黒田日銀総裁ショックを火消しすべく、黒田総裁みずから今日の日銀半期報告(参院財政委員会)で、「前回の国会の為替発言、先行きの評価・予測を話したわけではない」、「実質実効為替レート、名目の2国間のレートの先行きを占うものではない」と発言。
直後は円売りへと変化するも、124円台を回復できず。123.10~80のレンジで行ったり来たり。円クロスでも一時円売りが強まったものの、ギリシャ交渉がいよいよ最終局面を迎えている現状では、リスクヘッジの円買いを放棄することもできず、相変わらず方向性が出ず。
USDJPYに限って考えれば、上昇期待は残るも、直近の株価や金利動向を考えれば、122.50~124.50円のレンジの上下、いずれの方向へと動いても驚かないようなポジションメークが必要。
GBPJPYを見ていると、174.50~190円のレンジで取引が続き、190円を底固めし、上昇傾向は止まらず。200円を狙える動きが続いている。
クロスではGBPJPYの買いのように円安というより、ポンドが全体的にに強い。ギリシャデフォルトリスクは消えずEURが不透明、FOMC控え9月の利上げ期待がさらに強まるのか? 今日の英CPIで強い数字を期待しながら、米国に次いで利上げが可能な国の通貨、ポンドの買いが強まっている。
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