2015年6月16日火曜日

6月16日 (火)  17:30 英消費者物価指数(取引通貨ペア GBPJPY)

6月16日  (火)  17:30 英消費者物価指数(取引通貨ペア GBPJPY)

≪説明≫

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先日、英産業連盟(CBI)は成長見通しを引き下げたが、最近発表された公式な数字が示すよりもずっと成長を楽観視している。BOEの四半期インフレ調査では、消費者インフレ期待が1.9%→2.2%へ上方修正されるなど、直近の動きは決して弱くはない。

昨日も、カーニーBOE総裁はインフレ率は上昇し、生産性は底堅いとの発言も見られるなど、最近はやや弱い数字に利上げ時期は来年央以降と見込まれているが、米国に続き利上げ期待は残っている。

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GBPJPYのチャートでは、昨日191.50円台を底値に上昇、本日、黒田日銀総裁が「前回の国会の為替発言、先行きの評価・予測を話したわけではない」と、先の円高に動いた材料を否定したことで、円売りが強まり、192.50円も超え、直近の高値192円をクリアに上抜け、ポンド買いの流れが強まっている。

また、Daily、Weeklyチャートも、190円の大台をクリアしてから、上昇トレンドを維持している。


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今回の予想も、前月比は0.1%と前回0.2%から低下が予想されているも、前年比で0.1%と前回の-0.1%とのマイナスから小幅ながら増加が見込まれ、コアの前年比も1.0%と前回の0.8%から増加の予想となっている。

過去32回のデータでは、予想と実際との差や、前月比で最大0.30%、平均で0.09%、前年比では最大0.30%、平均で0.11%とで、0.2%~0.3%の差となれば影響が大きくなっている。

過去20回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の値動きでは、最大116pips(高値-安値)と大きく、平均でも54pipsとなっており、十分、逆指値を狙える変動となっている。

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≪今回の予想と前回の数字≫
英消費者物価指数
前月比=予想0.1% 前回0.2%、
前年比=予想0.1% 前回-0.1%
コア前年比予想1.0% 前回0.8%

≪過去32回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.09%

前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.11%

≪GBPJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max116pips
Hi-low=Min23pips
Hi-low=Ave54pips

Open-Hi=Max102pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave24pips

Open-Low=Max85pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave30pips



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