2015年6月17日水曜日

今日のFOMCは、ややしらけ気味! ギリシャのユーロ圏離脱も値値動きからは想定範囲内に!

今日のFOMCは、ややしらけ気味! ギリシャのユーロ圏離脱も値値動きからは想定範囲内に!

今日のFOMCでは、ギリシャ問題に配慮し、政策の変更はないこと思っている。サプライズは、イエレンFRB議長が明確に9月に利上げすることを表明することだが、その可能性は極めて低いと考え、もし、あれば、素直に乗っても十分間に合いそうである。メンバーの政策金利見通も要注意!

さて、ギリシャだが、これほど、ギリシャのデフォルトリスクが現実味を帯びながらも、EURUSDは1.12台にとどまっていることは、一体何を意味するのであろうか?

つまり、これだけ、毎日だらだら、ギリシャ発の悪いニュースを聞かされては、多くが既にギリシャのリスクを織り込み、対応を済ませているとも考えられる。私のデータでも、ギリシャ関係の発言や材料が日々半分近くを占めてしまっている。

ユーロ圏の銀行処理機関、SRB(単一破綻処理委員会)の委員長は、ギリシャの銀行から預金の流出は止まらず、ギリシャの規制当局と緊密に連絡を取っていると言う。結果が出るのは、市場では、18日か月末との声が多い。

ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、直後の反応は当然、EUR売り。発表直後はEURは当然売られことになろうが、他国へ波及するリスクが少なく、杞憂だと分かれば、ユーロの買い戻しが強まり、1.15台へと上昇と考える。

逆に、他国へ波及する危惧が生じると、さらにユーロ売りが加速し、EURUSD1.0の壁を試し、どこまで下落するのであろうか? ただ、そのリスクは非常に低いと考えたい。

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