6月17日 (水) 17:30 英雇用統計 (取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
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ギリシャ債務不履行に陥るリスクに揺れるユーロ、ヘッジの買いとしてポンドは上昇中です。昨日の英CPIでは、発表直前から相場の変動が激しく、発表後にも相場変動が止まらない状態となっていました。
本日のターゲットとなる、英雇用統計では、同時刻に、BOE議事録の発表があり、二つの結果に、GBPJPYがどのように動くのか? 英ポンドにとって二大イベントに、予想できにくいものが有ります。
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GBPUSDも、GBPJPYも、共に上昇トレンドを継続中。190円の大台を超えて上昇中で、192円の大台を超えてからは、大きな調整局面もありません。
ただ、1時間チャートでは、昨日の10時以降では、193円台の上値は重く、上抜けできずにおり、この水準が今後の上下の水準を占う大きな鍵となっています。
下値のポイントは、192.85、192.36円で、188円→192円→189円からは、193円台が上値のポイントで、これをクリアに上抜けできると更なる上昇も見込めます。
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今回の予想では、ILOベースの失業率は5.5%と前回と変わらず。失業者数増減では、-12,300人と前回-12,600人と若干の減少が見込まれています。
過去24回のデータでは、予想と実際との差は、ILO失業率で最大0.20%、平均では0.06%となっており、昨年4月以降では、最大0.1%で大きな変動とはなっていません。また、失業者数増減では、最大16,700人、平均では約0.78万人となっており、直近では今年1月に13,600人の差となっていました。
過去20回のデータでは、GBPJPYで発表15分間の相場変動をみると、最大120pips(高値-安値)、平均では59pipsと、変動の大きな指標の一つとなっており、直近5回だけを見ると平均80pips超の変動となっており、逆指値で臨みたいと思います。
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≪今回の予想と前回の数字≫
ILO失業率(2-4月)=予想5.5% 前回5.5%、
失業者数増減=予想-12.300人 前回-12,600人
≪過去24回の予想と実際との差≫
失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.06%
失業保険申請件数
Max=16,700人
Min=400人
Ave=7,754人
≪CADJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max39pips
Hi-low=Min11pips
Hi-low=Ave22pips
Open-Hi=Max35pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave12pips
Open-Low=Max34pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips
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