予想外の動きは、まだまだ続きそう、円を注目!
6月30日(火)月末・四半期末・半期末の特殊な動き
6月30日(火)現行の支援プログラムの最終日で、IMFへの支払期日
6月30日(火)そして、水面下で続く、ギリシャへの支援策の交渉
7月2日(木)米雇用統計
7月3日(金)米独立記念日の休日
7月5日(日)ギリシャ国民投票
ギリシャネタは、EURにとってどうなのか? リスクは払しょくされたわけではなく、重要なイベントが続き、引き続き流動的で、何があるか分からない。
『月末・四半期末・半期末』の特殊要因+『米雇用統計』の米利上げ時期を巡る思惑+『米独立記念日』で新規ポジションを作り難い+『ギリシャ国民投票』のリスク。重要で度重なるイベント・リスクを前にして、安全資産の円が目立ってくる。
USDJPYは122円台を維持しているものの、ドル高(円安)の流れに買い戻しは極めて鈍く、クロスでの円高が作りやすくなっており、USDJPYは下値リスクは続きそうである。
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予想外の決裂にも係わらず、EURUSDは1.10割れから、1.12台後半と、先週末の終わり値を上回る水準へと値を戻し、EURはクロスでも大幅に買い戻され、ギリシャネタ=EUR売りではなかったと思わせる動きとなった。
しかし、事前にEURショートやリスク通貨のショートを積み増した動きの反動に、EUR+AUD+NZDは上昇したが、本当にこれらの通貨をロングにしたいと思っているのだろうか?
EURUSDは水準的に、また、今後のギリシャ国民投票のリスクを考えれば、ショートメークに入りやすい水準で、特にEURクロスでは戻りも大きく、ユーロのショートポジションも相当整理されていると推測する。
ただ、その前の米雇用統計のリスクを考えると、米雇用統計に債券相場が動き、ドルが動くことになり、ギリシャ・リスクだけを考えても片手落ちになりそうである。
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