今日から6月がスタートします。先週は月末+週末の特殊要因やポジション調整でドル買いも弱まっていましたが、ドル高志向を削ぐような材料は見当たりません。
相変わらず為替相場の焦点は、米利上げ開始の有無とその時期が焦点となっており、米経済指標の結果で為替相場が変動することも避けられません。
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EURUSDは、ユーロ圏では景気回復期待とギリシャ債務交渉の不安と強弱が混在ながら、売りの流れは変わらず、戻り売り。
相変わらずギリシャ債務問題は決着を見ることもなく、ギリシャのユーロ圏離脱のリスクは消えず、交渉内容で上下する動きが続いています。今週も6月4日にIMFへの返済ができるか? 相場の流れを左右することでしょう。
また、QEとユーロ安で景気は徐々に改善していることも確認でき、何とか1.0800をボトムに下げ止まっている状況です。
EURが「ロングになる+ショートポジションが大幅減少」時に、いつ売り材料にされるのか、不安でなりませんが、EURUSDが1.08近くまで値を下げると実需を含めた買いが強いことが確認しています。予想レンジは、EURUSD=1.0800~1.1100
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USDJPYは今までの118.50~121.50円のレンジを上抜け、122円の124円台まで急伸したことで、新たなステージに突入し買いの流れは変わらず。
125円のサイコロジカルなポイントは、一朝一夕に超えることは難しく、政府・日銀による円安けん制発言も気になるポイントです。市場参加者の期待は127円までの上昇ですが、そこまで容認するのでしょうか?
円安けん制発言は気になりますが、いつもながらの型通りの発言だけでは相場の流れを変転させることは難しく、122.50~123.00をボトムに126.50円を目指す動きは変わらず。
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