6月3日 (水) 21:30 ドラギECB総裁記者会見 (取引通貨ペア EURJPY)
≪説明≫
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今回の記者会見では、ユーロ圏経済は底打ち感を示すと思われ、ギリシャに関してどのような発言をするのか? QEに関して今まで通り月額600億ユーロにとどめるのか、それとも、夏場にかけて買い入れを増やすのでしょうか?
昨日は、EU、IMF、ECB、独仏首脳との会談でギリシャへ支援策が決定されましたが、はたしてギリシャ側は容認するのでしょうか? 米利上げの時期を巡る思惑も加わり、注目点は多く有ります。
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8時間チャート、1時間チャートでは、上昇トレンドに変化はないものの、先の高値138.85~139.00円の水準は売りが強いことが考えられます。リトレースメントを計算すると、137.50、136.66円が下値のポイントになりますが、短期の動きでは、138.00~139.00円のレンジに入り安くなっています。
過去10回のデータでは、EURJPYで発表直後15分間の値動きは、最大で、118pips(高値-安値)、、平均で56.7pipsと、比較的変動の大きなイベントで、今後のEUR相場にとっても重要な記者会見となっています。
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≪前回、4月15日の理事会後の記者会見≫
◎ユーロ圏経済の立て直しで債権購入プログラムに注力。
◎ECBの最新の景気刺激策の効果で強気。
◎インフレ見通は、HICP前年比は今後数か月間非常に低い水準かマイナス圏
◎ユーロ安、原油価格の小幅上昇に、インフレリスクは年内に上昇し、2016~17年に一段と上向く見通し。
◎ユーロ安・原油安の影響で、個人消費や投資への追い風で、家計の実質可処分所得や企業利益を下支えし、ユーロ圏の輸出競争力を高める。
◎3月までの経済指標は、ユーロ圏経済が2014年以降、加速していることを示唆。
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≪EURJPY 過去10回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max118.1pips
Hi-low=Min21.4pips
Hi-low=Ave56.7pips
Open-Hi=Max52.0pips
Open-Hi=Min0.1pips
Open-Hi=Ave20.0pips
Open-Low=Max92.0pips
Open-Low=Min5.4pips
Open-Low=Ave36.8pips
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