2015年6月3日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き
日経平均株価は、20,473.51(-69.68下落)。
これからのポイントは、「ECB理事会に決定」と「ドラギECB総裁記者会見」+「ギリシャ救済提案」。
欧州勢は、一日経てもEURUSD+GBPUSDの水準は変わらず、利食いの売りが先行するも限定的。主要債権団が提示した救済案を、ギリシャが受諾するのか拒否するのか? この結果によってはEUR相場が動き、ドル相場をリードする可能性が高い。
ECB理事会は金融政策を据え置くと思われ、ドラギECB総裁の記者会見では、最近の強いユーロ圏経済を肯定すると思われる。また、先日クーレ専務理事の発言で一時EUR売りの材料とされた」ECBは5月と6月にユーロ圏の資産購入を増やす意向」との発言を否定するのか? 肯定するのか? 注目したい。
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USDJPYは、123.80~20円の40ポイントの狭いレンジで推移。
→ 円ベア派、円ブル派と、意見が分かれて一方向に動きにくくなっている。円安相場の反転を懸念する声は多くなっているが、が、プライスアクションからは達成感は少ない。
EURUSDは、高値を維持するも、1.1180台の上値は重く、1.1120近くまで下落。ECB理事会+ドラギECB総裁記者会見+ギリシャ救済提案の結論待ち。
GBPUSDは、1.5330~70のレンジで推移し、高値圏を維持。ここにきて、将来的に利上げ可能な国としてのGBP買いが表面化しているわけではないが、経済指標も比較的強く、GBP買いの流れは強い。
AUDUSDは、0.7800台を達成し、高値圏で推移。昨日の豪中銀声明でAUDは買われ、今日のGDPでAUDは買われ、引き続き0.78台を維持できるか? 注目したい。
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