2015年6月3日水曜日

2015年6月3日(水曜)昨日2日、海外市場の動き

2015年6月3日(水曜)昨日2日、海外市場の動き

ドル全面安!

「ギリシャ債務交渉が進展にEURUSD上昇がドル売りをリード」+「弱い米経済指標」+「FRB理事の利上げ慎重発言」

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ECB・IMF・欧州委員会は、ギリシャ支援策で合意→ ギリシャ政府が債権団の提案を受け入れるかは不明

米製造業受注指数が弱い→ 前月比-0.4%(予想0.0% 前回2.1→2.2%)

ブレナードFRB理事は、景気減速が一時的なものではない可能性→ 利上げには慎重になるべき。

ユーロ圏CPIは6カ月ぶりにプラス圏へ上昇、コアも上昇→ 前年比0.3%(予想0.2% 前回0.0%)、コア前年比0.9%(予想0.7% 前回0.6%)

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米株は小幅下落、ダウ平均は18,011.94(-28.43-0.16%)

米債券利回り上昇、10年債利回りは2.26%(+0.08+3.81%)

DXYは、大幅下落、95.942(-1.45-1.49%)

原油価格は上昇、61.31(+1.11+1.84%)

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アジア市場では、豪中銀は政策金利2.0%の据え置きを決定→ 予想通りながら、追追加利下げが必要かどうかについては明言を避け、豪ドル相場は上昇。

欧州市場では、独失業率は6.4%で変わらず、失業者数は=-6,000人(予想-10,000人 前回-8,000人)と振るわず。

英国発の経済指標は強くポンド買いへ。英BOE住宅ローン承認件数は強い→ 68,076件(予想62,800件 前回61,300→61,945件)→ 予想を大幅に上回り、6年ぶりの伸び率。英建設業PMIは予想を上回り強い→ 55.9(予想55.0 前回54.2)

ユーロ圏CPIはプラスへ転換し、コアも上昇へ→ 消費者物価指数(HICP)・速報値=前年比0.3%(予想0.2% 前回0.0%)、コア前年比0.9%(予想0.7% 前回0.6%)

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ブレイナードFRB理事=ドル高や海外需要の低迷などが米景気回復の阻害要因で、FRBの金融政策の正常化に向けたプロセスの遅延につながっている。

ブレイナードFRB理事=弱い第1四半期が反転する証拠が示されていないことは、景気減速が一時的なものではない可能性があり、FRBは利上げに踏み切る前に「慎重に待つ」姿勢に入る必要がある。

ブレイナードFRB理事=ギリシャが債務不履行に陥る可能性、中国経済の減速や欧州が抱えるその他の問題に起因するリスクは当面は継続。今後のデータで景気の基調的な勢いが明確になるまで、慎重に待つ価値はある

欧州連合(EU)高官=欧州委員会、ECB、IMFはギリシャ支援策の条件で合意→ ギリシャ政府が債権団の提案を受け入れるかは不明

ECB=ギリシャの銀行に緊急流動性支援(ELA)枠、5億ユーロ引き上げ807億ユーに決定。

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