2015年6月17日水曜日

2015年6月17日(水曜)昨日16日、海外市場の動き

2015年6月17日(水曜)昨日16日、海外市場の動き

ギリシャはいったいどうなるのか? デフォルト? 支援策合意? 相変わらず不透明! しかし、EUR売りは限定的! さらに、FOMCを控えて動きにくい状態が続く。

市場は、ギリシャリスク+FOMCリスクを意識し、クロスでGBP買いが活発で、黒田日銀総裁は6月10日の発言を否定するも、円売りの動きは限定的で、JPY+CADは比較的強い。、

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ルー米財務長官までが、ギリシャにデフォルトを選択しないように支援の合意を求め、ユンケル欧州委員長はギリシャ政府の対応を非難。エラリアン氏は、ギリシャ国債のトラブル発生確率55%と言い、デフォルトして影響は限定的と指摘。関係者からはデフォルトの可能性を指摘する声も多い。

フィンランド首相は「ギリシャがIMFの6月末返済合意は奇跡が必要」と言い、バルファキス・ギリシャ財務相は「ユーロ圏財務相会合で新たな提案はない」と投げやり、有利な合意を引き出す戦術なのか? それとも、デフォルトを覚悟しているのか? 

6月10日の黒田日銀総裁ショックを火消しすべく、黒田総裁みずから今日の日銀半期報告(参院財政委員会)で、「前回の国会の為替発言、先行きの評価・予測を話したわけではない」、「実質実効為替レート、名目の2国間のレートの先行きを占うものではない」と発言。

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米住宅着工件数は、前月比-11.1%(予想-4.0% 前回20.2→22.1%)と弱いが、建設許可件数=前月比11.8%(予想-3.5% 前回10.1→9.8%)と強い。アトランタ連銀GDPNow=米住宅着工件数の減少を受け1.9%→1.1%に引き下げた。

英CPIの前年比は-0.1%→0.1%へ上昇するも、小売物価指数と生産者物価指数は弱く、一時GBP売りが強まるも、GBP先高期待+EURGBPの売りに底堅く、1.5540→1.5640へ値を戻す。

独CPIは速報値と変わらず、前年比は0.7%とまだまだ低水準ながら動けず。
独ZEW・期待指数は31.5(予想37.1 前回41.9)と弱い。

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