21:30 米第1四半期GDP・確報値(取引通貨ペア USDJPY)
≪説明≫
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市場の関心は、ギリシャ問題で、毎回続いていることですが、本日24日のユーロ圏財務相会合や首脳会議は、タイムリミットの迫ったギリシャへの支援を巡る最後の舞台となっており、その結果で、EURUSD動き、ドル全体の動きが強まってくることが予想されます。
さて、その中でギリシャをテーマとした会合前に発表される、米第1四半期GDPの確報値ですが、上方修正が予想され、弱かった第1四半期のGDPもすでに織り込み済みで、第2四半期のGDPに期待感が強まっています。
直近のアトランタ連銀が公表している最新の『GDPNow』では、今季2.0%の予想となっており、古い第1四半期の確報値が予想から上下に乖離しても、一時的な変動にとどまることが予想されます。
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USDJPYを見ていると、過去約2週間にわたり、大枠122.50~124.50円のレンジで相場が続いており、レンジ相場を抜け出していません。
直近の値動きでは、ドル高の流れの影響を受け、124円台まで上昇していますが、123.50~124.20円のレンジで緩やかな上昇が続いていることを考えれば、このレンジないで小動きとなることが予想されます。
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今回の予想は、前期比年率で-0.2%と、前回の改定値(第2次速報値)の-0.7%からマイナス幅の縮小が見込まれています。
過去28回のデータでは、予想と実際との差は、最大で1.2%、平均で0.4%となっており、速報値は比較的誤差が大きく、改定値や確報値は誤差やや少なくなる傾向にあります。
直近では、4月29日発表された、第1四半期速報値の0.8%が最大の変化(2014年第2四半期の速報値1.0%以来)となっていますが、確報値だけを見ると過去4回のでは、平均で0.25%の差にとどまっています。
過去20回のデータでは、USDJPYで発表直後の15分間の変動をみると、最大で59pips(高値-安値)、平均では24pipsと、それ程大きな変動になっていません。過去4回の確報値の動きは平均で約23pipsで全体とほぼ同じ水準となっています。
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≪今回の予想と前回の数字≫
前期比年率=予想-0.2% 前回-0.7%、
≪過去28回の予想と実際との差≫
前期比年率
Max=1.2%
Min=0.0%
Ave=0.4%
≪USDJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave24pips
Open-Hi=Max57pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave16pips
Open-Low=Max33pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave8pips
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