2015年6月3日水曜日

2015年6月3日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年6月3日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

明日の米雇用統計を控え積極的に動きにくい欧米市場は、EURの上昇が目立ち、EURUSDが1.1200を超えたことで、先の高値1.14台が視野に入ってくる。

欧州市場の序盤は、想外に弱い英サービス業PMIにGBPUSDの売りがドル買いをリードし、ドルは一時全面高へ。しかし、GBPの潜在的な強さは変わらず、EURUSDがリードするドル売りの流れに便乗中。

ユーロ圏小売売上高は強く、ECB理事会は予想通りでハプニングはなく、ドラギECB総裁の記者会見もサプライズはなく、EURUSDもEURJPYも直後の動きは鈍かった。

ECBスタッフ見通しでは今年のインフレ見通しを引き上げたこともあり、これを契機に1.1200台へと上昇。そして、赤字幅が予想を下回った米貿易収支の反応は鈍く、弱いサービス業PMI、予想を大幅に下回った米ISM非製造業景況指数に、EURUSDは1.1270へと上昇。

米株もマイナスからプラスへと変化し、100ドル超の上昇へ、EURUSDの買いがドル売りをリードし、USDJPYも下落へと変化、弱かったGBPUSDも買いへと変化、AUDUSD+NZDUSDも上昇へと変化。

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