2015年6月27日(土曜)昨日26日、海外市場の動き
米株はミックス(ダウ上昇+ナスダック・SP500 下落)、米金利は上昇し、ドル高基調は変わらず、CHF+GBP+CADは健闘が目立つ。
最後の審判と思われる、27日のユーロ圏財務相会合の予想不可能な結果待ちに、為替市場は週末にも関わらず、積極的な動きは見られず。
債権団・ギリシャ政府の交渉が続く中、妥協案と「プランB案」(代替え案=デフォルト)、双方の可能性が相場の動きを止めている。
米金融市場は、なんらかの合意を期待しているのか、ダウ平均株価は上昇し、債権は下落(利回り上昇)の動きを示しながらも、為替市場では逆にEUR売りの流れは止まらず。
リスクヘッジの動きなのか、ドル高基調の中で、CHF+GBP+CADは堅調に推移し、EUR+AUD+NZDの弱さが目立つ。
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債権団はギリシャ支援協議で妥協案を作成し、ギリシャよ大丈夫だから、我々の提案を受けなさいと、以下の説明をしているという。(以下は、いいことばかりを表示)
ユーロ圏財務相会合は、ギリシャ支援の5か月延長を検討、実施できれば、償還期限の迫る債務を返済できるという。
欧州連合(EU)各国の共同調査では、3年間にわたって追加金融支援を受けられれば、ギリシャは債務減免がなくても債務を持続可能な状態に保てるとする分析。
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食い違いの溝はまだ埋まらず。
ギリシャ国債償還案=ギリシャ→欧州安定メカニズム(ESM)を介して償還、債権団→拒否
VAT改革=債権団→1.0%まで増やせ! ギリシャ→GDP比年0.93%の歳入増を見込む、
ホテル・レストラン増税=債権団→23%増税しろ! ギリシャ→拒否、
防衛費=債権団→4億ユーロ削減しろ! ギリシャ2億ユーロ削減、
年金改革=債権団→ADMIE(大手電力網)を民営化しろ! ギリシャ→拒否、
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