2015年6月26日(金曜)アジア市場の動き
週末リスクを考えれば、ドル買いの流れが強そうで、円もその部類に入るが、USDJPYが大きく下げる要因も乏しい。
右を見ても、左を見ても、ギリシャ・ギリシャ! メルケル独首相は『本当に27日が最後の交渉』と本当であることを強調。
これじゃ、週末金曜日の今日、積極的に週越えのポジションをキャリーしようか! などと、思う人も少ないことであろう。 いや、『一か八かの賭け』をするなら、どちらにかけるか、みんなに問いたい。
ちなみに、賭けの世界では、ギリシャのユーロ離脱は『ない』と賭け屋のオッズ示しているとのことであるが、直近はややその割合が低下気味らしい。
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スタンダード銀行のエコノミストは、1981年今までの34年間で、欧州連合(EU)からのギリシャが受けた補助金は計2,200~2,400億ユーロ(約34兆円)。プラス、2011年~12年の民間債権者のデフォルトで1,500億ユーロ。プラス、公的債権社で1,250億ユーロを損失させ、計約5000億ユーロ(約70兆円)とのこと。
ギリシャよ! いい加減にしろよ! と、考えている人も多いことだろう。
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市場の注目は、ギリシャ以外では、FRBの利上げ時期を巡る話だが、今日のところ、それを口にする人は極めて少ない。
昨今の金融市場は、他に話がないのであろうか?
国内に目を向ければ、GPIFのクジラの円売りがなくなる日が近いのでは? とか、日銀が総務省に家賃の品質調整の見直しを要請、CPI2.0%を目指す中で0.2%上乗せができるのでは? とか 世界の中銀総裁の中で、黒田日銀総裁が一番忙しいとか。
日本のコアCPIは0.1%、コアコアは0.4%と勢いは見られず、東京都CPIからは急激な上昇の見込みは今のところ乏しい。
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