2015年6月20日(土曜) 昨日19日、海外市場の動き
週末・週初の不安と期待感! 対ギリシャの最後の話し合いを前に、週末の金曜日の、EURUSD+EURクロスは、欧米市場で売りから買いへと変化。USDは欧州市場の買いから、米国市場では売りへと変化。
ギリシャを意識してか、資金は株から安全な債権へと動き、米株は弱く(DJIA18,115.84→18,015.95-99.89)、米金利は低下(10年債利回り2.33→2.2577%)。
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EURUSDは、週末・週初のギリシャリスクを意識し一時1.1300割れまで続落。欧州株は比較的強いが債権利回りは低下、1.1300をボトムに下げ止まる。ECBのギリシャ銀行へ緊急流動性支援(ELA)枠を18億ユーロ拡大、1.130台まで買い戻される。
USDJPYは、リスク資産としての円買いなのか? USDJPYは米国市場の序盤から円高へと変化! USDJPYは123円台を維持できず、123.10円台→122.50台へ再び下落へ。
GBPUSDは、週末のGBPロングの利食い売りと、マカファーティーBOE政策委員発言(年来の利上げ期待)に、1.5830台から1.5900のレンジで上下変動するも、共に抜けきれず。
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19日のユーロ圏財務相会合は予想通りで話はまとまらず。最終決定は来週の月曜日へと持ち越された。しかし、それまでに進展があれば、22日のユーロ圏首脳会合の前に、21日にユーロ圏財務相会合(電話会談)を開催することもあると言う。
いよいよ、話は大詰め! ECBは緊急電話会議でギリシャ均衡へ緊急流動性支援(ELA)枠を18億ユーロ拡大を決定し、EURの買い戻しが強まる。何かが決定されることを信じたい(いつも裏切らているので、今回はそうなることを願っている)。
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黒田日銀総裁=実質実効レートで名目為替レートの先行き占えない。円安が金融政策の柔軟性に障害を与えることはないと、強気。
マカファーティーBOE政策委員=経済指標が強ければ、早ければ年内に利上げを実施する可能性がある。
メスター・クリーブランド連銀総裁=長期的なFF金利誘導目標は3.75%を予想。利上げのペースはタイミングより重要。
ウィリアムズSF連銀総裁=賃金の上昇は始まった。15年が利上げの年だと依然信じる。低インフレで様子見。2015年後半に完全雇用に達すると予想。
CAD 5月 消費者物価指数=前月比0.6%(予想0.5% 前回-0.1%)、前年比0.9%(予想 0.8%前回0.8%)→ 予想を上回る。
CAD 4月 小売売上高=前月比-0.1%(予想0.7% 前回0.7→0.9%) 除く自動車=前月比-0.6%(予想0.3% 前回0.5%→0.7%)→ 予想外のマイナスでカナダドル売りが一時強まる。
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