ドル高の流れは変わらず。焦点は変わらず、「米経済+ギリシャ」だが...?
強い米小売売上高に、ドル高のピークを迎へ、強い米企業在庫にも、米成長の引き上げ予想が目立つも、ドルは伸び悩む。
ギリシャ債務交渉はタイムアウト、物別れで結論だせず。ただ、EURUSDは下げ渋る。
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ギリシャ・独・仏首脳会談は、ギリシャ政府が合意に向けさらに集中して取り組むことを約束するも、債権団との交渉は物別れし、IMFの代表団はギリシャのデフォルト回避につながる合意への進展がないままブリュッセルを去る。
米小売売上高は、前回を大幅に上回り、予想を若干上回る。小売売上高=前月比1.2%(予想1.1% 前回0.0→0.2%)、除自動車・前月比1.0%(予想0.7% 前回0.1%)
米輸入物価指数は強く、前月比は2013年3月以来の大幅伸び率。前年比は引き続きマイナス幅は大きい。前月比1.3%(予想0.9% 前回-0.3→-0.2%)、前年比-9.6%(予想-10.0% 前回-10.7%)
新規失業保険申請件数は、予想と前回を若干上回る。27.9万件(予想27.7万件 前回27.6→27.7万件)
米企業在庫は、予想を上回る。前月比0.4%(予想0.2% 前回0.1%)
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NZ中銀は、サプライズの政策金利を0.25%引き下げ3.25%に決定、予想外の利下げにNZドルの売りが強まり、追加緩和の可能性を示唆したことで、NZDUSDは4年ぶりの安値へと下落。
ウィーラーNZ中銀総裁記=者会見でNZドルがさらに下げる必要があると発言。
豪雇用統計はサプライズの、失業率は6.2%(改定値6.1%)→6.0%に改善、雇用者数は4.2万(予想1.5)と大幅に拡大。AUDは一時全面高。
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米株は上昇、ダウ平均は18,039.37(+38.97+0.22%)
米金利は低下、10年債利回りは2.38%(-0.10-4.15%)
原油価格は低下、60.68(-0.75-1.22%)
DXYは上昇、94.905(+0.259+0.27%)
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