2015年6月11日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き
ドル全面高! ドル高の流れが続き、強い米経済指標にドル買いのピークをつける。
米株は上昇し、米金利は低下。米国の強い小売売上高と、予想外伸びた輸入物価指数に上下しながらもドル買いが強く、企業在庫は強く、FRBの9月利上げ観測がより強まる。
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USDJPYは、続伸。123.50円を超え米小売売上高に一時124.10円台へと上昇。
EURUSDは、続落。ギリシャ債務問題も決着をつけられず、1.1320台→米小売売上高に一時1.1180台へ下落。
GBPUSDは、ワイドなレンジ。1.5430台まで続落→1.5510台まで上昇。
AUDUSDは、続落。早朝の強い豪雇用統計の上昇スタート地点0.7700台へ逆戻り。
NZDUSDは、続落。早朝のサプライズの利下げにより下落した流れは変わらず。0.7000を割り込み0.6960台まで続落。
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米小売売上高は、前回を大幅に上回り、予想を若干上回る。小売売上高=前月比1.2%(予想1.1% 前回0.0→0.2%)、除自動車・前月比1.0%(予想0.7% 前回0.1%)
米輸入物価指数は強く、前月比は2013年3月以来の大幅伸び率。前年比は引き続きマイナス幅は大きい。前月比1.3%(予想0.9% 前回-0.3→-0.2%)、前年比-9.6%(予想-10.0% 前回-10.7%)
新規失業保険申請件数は、予想と前回を若干上回る。27.9万件(予想27.7万件 前回27.6→27.7万件)
米企業在庫は、予想を上回る。前月比0.4%(予想0.2% 前回0.1%)
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欧州連合(EU)高官=ギリシャ支援の交渉で債権団が来週にも合意に達する可能性がある。
メルケル独首相=ギリシャは6月末のデフォルト回避で、債権団と集中的な協議をすることを約束。
ギリシャ・独・仏首脳会談=プラス首相はギリシャ政府が合意に向けさらに集中して取り組む。
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