2015年6月12日(金曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き
今日は週末の金曜日。黒田日銀総裁ショックも薄らぎ、気が付けば方向性は円安で変わらず。ただ、市場の関心はもっぱらギリシャ。
毎度のことながらギリシャ・リスクが気になる。ギリシャ債務交渉の決着が付きそう! いや、物別れでギリシャのユーロ離脱の可能性が高い! などのコメントは耳にタコができるくらい繰り返されて、その度毎に、EUR相場は変動していた。
しかし、今回は、ギリシャに与えられた時間は24時間(?)との報道もあり、今日、金曜日の為替市場は、どうしても、週末リスクを考えなければならない。
ドイツ政府はギリシャのデフォルトに備えて協議を開始と報道や、ギリシャのユーロ離脱の可能性という、大問題を抱えならも、金利上昇+株価上昇の流れにEURは予想外に堅調で、1.12台を維持している。
昨日の米小売売上高発表直後の安値となる1.1180を割り込むと、さらなる下落につながる可能性が高いと思っており、海外市場で一度試すことを期待しているが、売りは投機筋ばかりなのかなかなか到達してこない。
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