2015年5月11日月曜日

今週もスタート!

今週もスタート!

今週は、為替相場の変動要因が盛りだくさんあり、特に13日(水曜)に集中しており、「金融政策」、「成長」、「インフレ」、「雇用」に関わる、重要は発表が多く、短期的にはそれらの結果によって、相場が反応することは避けられない。

5/11(月) BOE金融政策委員会 
5/13(水) NZ中銀金融安定化報告とウィーラーNZ中銀総裁記者会見
5/13(水) 仏第1四半期GDP・速報値
5/13(水) 独消費者物価指数・確報値
5/13(水) 独第1四半期 GDP・速報値
5/13(水) 仏消費者物価指数
5/13(水) 英雇用統計
5/13(水) ユーロ圏第1四半期 GDP・速報値
5/13(水) BOE四半期インフレ報告
5/13(水) ECB金融政策会議 議事録公表
5/14(木)  米新規失業保険申請件数
5/15(金) カナダ中銀四半期報告
5/15(金) NY連銀製造業景気指数
5/15(金) 米鉱工業生産
5/15(金) 米ミシガン大学消費者信頼感指数

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さて、英総選挙も終わり、保守党が予想外の大勝で幕を閉じた。「buy the rumore, sell the fact」に終わると思いながらも、「先のスコットランド住民投票」と同じく、「またしてもその通りに動いている」ことを考えると、人間の思考は進歩しないものだと、つくづく考えさせられる。

この保守党の大勝で、財政健全化を重視する傾向があるキャメロン政権に、BOEは利上げ思考が弱まるとの意見もあるが、それほど重要視することもあるまい。また、キャメロン首相はEU在留うの是非を問う国民投票の実施を約束しており、将来的なEU離脱の可能性はゼロとは言えないが、その可能性は低いと思われ、ネガティブになることもあるまい。

逆に、政権の安定や、他国よりも高い成長い、低い失業率を考えれば、いずれポンドは上昇すると考えるのも的外れとは思われない。問題はFRBの利上げが早ければ9月に実施される可能性があり、そう簡単にGBPだけが上昇することも考えにくい。

GBPUSDのWeeklyチャートは、1.5500でダブルトップになっており、これを超えることができるのか? これを超えると1.57~1.60が見えてくる。

GBPJPYのWeeklyチャートは、175.00円でダブルボトムで下げ止まり、長期サポートラインでぴったりと下げ止まり、185円の重要なポイントを超えてくると、188円までの上昇が考えられる。

いずれにしても、選挙の大勝後の反動による下げ局面をチャンスと見、上値を期待したくなく。






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