2015年5月7日木曜日

5月7日 (木)  10:30 豪雇用統計(取引通貨ペア AUDJPY)

5月7日  (木)  10:30 豪雇用統計(取引通貨ペア AUDJPY)


≪説明≫

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先に豪中銀は政策金利を0.25%引き下げたものの、市場では逆に利下げ終了との思惑にAUD買いへと変化した経緯もあります。今日の弱い雇用の予想はある程度相場に織り込まれていると考えますが、短期的な変動は避けられそうにありません。

今日は、休み明けの日本の株価や長期金利の影響に注意が必要です。それ以外でも、豪ドルとの連動性が強い、NZドルは弱く上値を重くし、GBPでは英総選挙の影響を受けることは必至で、豪ドルも無風ということも考えにくいと思われますが、豪雇用統計だけを考えれば、早朝の発表だけに、GBPの影響も極めてすくなく、雇用統計の発表に素直に相場が変動することが予想されます。

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8時間、Dailyチャートでは、96円の200日SMAを超えられず、大きな上値のポイントになっており、ダブルトップになるのか? あるいは、この水準を超えて続伸するのか、非常に興味深い水準となっています。下値では、93.61、94.12、94.56円がポイントです。

1時間チャートでは、95.00にポイントがあり、94.54を割り込むまでは大きな変化は期待できませんが、この水準を割り込むと流れが大きく変化する可能性もあります。

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今回の予想では、失業率は6.2%と前回の6.1%から上昇が、新規雇用者数では予想0.5万人と前回の3.77万人から低下が予想されています。

過去24回のデータでは、予想と実際との差は、失業率で最大0.4%、平均0.11%、新規雇用数では、最大10.6万人、平均では2.05万人の差となっており、過去大きな差により相場変動が大きくなったこともあります。

過去20回のデータでは、AUDJPYの発表15分間の変動では、最大90pips(高値-安値)と大きく、平均でも51pipsと、上下の変動が狙える指標となっています。


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≪今回の予想と前回の数字≫
豪雇用統計
失業率=予想6.2% 前回6.1%、
新規雇用者数=予想0.5万人 前回3.77万人、
労働参加率=予想64.8% 前回64.8%

≪過去24回の予想と実際との差≫
失業率
Max=0.40%
Min=0.00%
Ave=0.11%

新規雇用者数
Max=106,000人
Min=600人
Ave=20,552人


≪AUDJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max90pips
Hi-low=Min20pips
Hi-low=Ave51pips

Open-Hi=Max71pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave23pips

Open-Low=Max90pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave28pips


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