5月5日 (火) 13:30 豪中銀金融政策発表 (取引通貨ペア AUDJPY)
≪説明≫
過去の豪中銀金融政策を振り返ると、2月3日は予想外の利下げを実施し、3月3日と4月7日は利下げ観測もあり、据え置きとの結果に、過去3回では発表時の変動は大きくなっている。
今回も2.25%の政策金利を0.25%引き下げ2.0%の予想となっているが、素直に利下げを実施するのか?
ある程度利下げは、豪ドル相場に織り込まれているとはいえ、AUDUSDなどの相場水準は上昇傾向にあることで、利下げの有無にかかわらず、相場変動が大きくなることが予想される。
最近では中国の経済成長がかつてほど伸びは期待できず、今後も7.0%を割り込むことが見込まれており、中銀も豪ドル安を望んでいることもあり、極端な上昇も期待できない。
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1時間チャートでは、94.30、94.60の上値は重くなっており、94.00円近辺には200時間SMAがあり、この水準に収れんしている。
8時間、Dailyチャートでは、93.00円近辺に重要なポイントが数多く集まっており、この水準をボトムと考えてもいいだろう。下値のポイントは93.68、93.26にあり、今日の上下ターゲットは、93.68~94.30、93.26~94.60とも考えられる。
レンジ的にはワイドながら93.00~96.00円に収まっており、Weeklyチャートからは200週SMA=90.75円を大底に切りあがっているようにっも思える。
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今回の豪中銀の金融政策は、政策金利を0.25%引き下げ、2.0%を予想し、豪ドル高をけん制する発言を続けることが考えられる。
過去17回のデータでは、発表直後15分間で、AUDJPYの変動は、最大で159pips(高値-安値)、平均では47pipsと変動が大きなイベントの一つでもある。
今回は、利下げの有無にかかわらず、変動幅が大きくなることが予想され、逆指値の売りと買いで対応することを考えたい。
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≪今回の予想と前回の数字≫
2.25%の政策金利を0.25%引き下げ、2.0%を予想
≪AUDPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max159pips
Hi-low=Min16pips
Hi-low=Ave47pips
Open-Hi=Max80pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave26pips
Open-Low=Max159pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave21pips
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