日本と英国市場は休場の月曜日。そうでなくても、重要なイベントがなければ動きに憎い月曜日の市場はさらに動けず、弱いながらも、強い米製造業受注の大幅増加に先週末来のドル買いムードは続く。
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米株(DJIA)は18070.40(+46.34+0.26%)上昇
独DAXは11619.85(+165.47+1.44%)と上昇
原油価格は59.02(-0.13-0.22%)と若干低下
米金利10年債利回りは2.14%(+0.03+1.44%)と上昇
DXY95.423(+0.13+0.13%)と上昇しドルは上昇
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USDJPYは、日本がゴールデンウィークの長期休日に入り、動きは鈍く、120.00~120.27円の狭いレンジで推移。
EURUSDは、欧州市場では、強い独製造業PMIや、ユーロ圏製造業者の製品価格が8か月ぶりに上昇したことで、一時1.1220台への上昇するも、センティックス投資家センチメントは弱く、逆に1.1120台まで続落から、1.1120~1.1190のレンジへ。
GBPUSDは、5月7日総選挙を気にしながらの動きへ。欧州市場では、総選挙の世論調査で労働党の支持率が上昇、一時1.5170台へ上昇するも、逆に1.5090近くまで続落から、1.5090~1.5150のレンジへ。
AUDUSDは、豪中銀の利下げ観測に上値は重い。弱い中国の製造業PMIと、中国政府系シンクタンクが第2四半期GDPは6.8%に減額を予想するなど弱く、豪中銀の利下げリスクが高く、上値の重い展開が続くも、小幅ながら底値を切り上げ、一時0.7850まで上昇。
NZDUSDは、アジア・欧州市場と動けず、米国市場に入り、一時0.7755台まで上昇するも、続かず、0.7520~45の狭いレンジへ。
USDCADは、アジア市場では1.2180近くまで上昇、欧州市場に入り売り圧力は強く1.2090割れまで続落
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10:30 AUD 3月 住宅建設許可件数=前月比2.8%(予想-1.5% 前回-3.2→-1.6%)、前年比18.2(予想16.1% 前回14.3%)→ 予想を大幅に上回る
16:30 CHF 4月 SVME購買部協会景気指数=47.9(予想47.0 前回47.9)
16:50 FRN 4月 製造業PMI・確報値=48.0(予想48.4 前回48.4)→ 予想と速報値を下回る
16:55 GFR 4月 製造業PMI・確報値=52.1(予想51.9 前回51.9)→ 予想と速報値を上回る
17:00 EUR 4月 製造業PMI・確報値=52.0(予想51.9 前回51.9)→ 予想と速報値を若干上回る
17:30 EUR 5月 センティックス投資家センチメント=19.6(予想19.8 前回20.0)→ 予想と前回を下回る
23:30 USD 3月 製造業受注指数=前月比2.1%(予想2.0% 前回0.2→-0.1%)→ 予想を上回り8か月ぶりの高水準だが、前月分はマイナスへと下方修正
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ギリシャ債務交渉は楽観的と悲観的が混在=ギリシャ労働相(5月分の債務返済を実行、残りは交渉中だが、IMFは厳しい労働改革を要求)、ギリシャ政府高官(協議は極めて重要な前進があった)
政府系シンクタンク、国家情報センター=中国第2四半期の成長率は第1四半の7.0%→6.8%に鈍化へ。
ユーロ圏の製造業者の製品価格が8か月ぶりに上昇
米製造業受注は大幅増加=ドル高の悪影響が続き、製造業は景気の後退期以外でこのように悪化することはあまなかったが、今年は徐々に改善することが見込まれ、原油安による企業活動の減速も終わろうとしている。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=インフレ率が相当低く、失業率も依然、正常水準より高く、来年初めまで利上げを先送りすべき。失業率5.5%は正常水準の5.0%より高く、インフレ率は2%目標値の達成には2018年までかかる
グロース氏(ジャナス・キャピタル)=35年続いた債権のスーパーサイクルは終焉に近づき、独債をショートにすべき
ムーディーズ(米経済見通し)=2015年予想2.8%で過去4年間の平均2.1%を上回るが、2016年以降は鈍化し、1.5%~3.2%の水準へ。
ウィリアムズ・SF連銀総裁=米経済に楽観的になる理由はない。失業率は年内には5%かそれ以下に低下見込む。
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