21:00 カナダ月次GDP(取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
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カナダドルと連動性の強い、原油価格も伸び悩み、今後の見通しも大きく分かれています。カナダ中銀は27日の理事会で「第1四半期の米経済の低迷は徐々に薄らぎ、米経済の回復がカナダの輸出や設備投資に追い風」といっていますが、CPIも弱くCAD買いが強まる気配もありません。
市場はドル高の流れが続き、USDCADとUSDJPYの上昇スピードはどちらがより速いか? その一言に尽きると思いますが、ファンダメンタルズからは予想しにくく、どうしてもテクニカルに頼った取引となりそうです。
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USDCADは1.2500の大台を一時達成し、1.24台の前半まで値を下げ、一時的な達成感はあるものの、ドル高の流れを変えるには至っていません。テクニカルでは最大1.2300までの調整の可能性はありますが、1.2400の壁も堅いものがあります。
CADJPYは、100円の大台で伸び悩み感はぬぐえませんが、98.50~100円のレンジでの揉み合いが今後も続きそうです。このレンジを抜け出すまでは順張りで臨みたいと考えますが、徐々に底値も切りあがっていることもあり、100円の大台をブレークするリスクがより高まっています。
短期的には、99.30円~99.80円のレンジに入っており、今日はこの上下の水準を注目して見たいと思います。
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カナダ3月GDPの予想は0.2%と前回0.0%から上昇が見込まれています。
過去24回のデータでは、実際と予想との差は、最大で0.5%、平均では0.1%と、月次ベースとしては、まずまずの差となっています。
過去24回のデータでは、発表直後、CADJPY15分間の変動は、最大90pips(高値-安値)と大きいですが、平均では29pipsと、それ程の変動に至ってはいません。
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≪今回の予想と前回の数字≫
カナダ3月GDP
前月比=予想0.2% 前回0.0%
≪過去24回の予想と実際との差≫
Max=0.5%
Min=0.0%
Ave=0.1%
≪CADJPY 過去24回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max90pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave28pips
Open-Hi=Max48pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave18pips
Open-Low=Max69pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips
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