2015年5月24日日曜日
今週の為替相場を考える(5月25日~5月28日)
今週の為替相場を考える(5月25日~5月28日)
先週は、ドル売りへと変化? と思い、ドルロングは減らしてみたものの、流れは逆にドル買いへ。主要各国の通貨は不確実性の時期へと、突入!
USDJPYは、120.50円のレンジ上限を超え上値をトライするも、121.50円が壁となり120.50~121.50円の新たなレンジに収まりそうな雰囲気! 円売り需要が多いことは間違いないが、いつもながら、円売りが加速すると、意図的な発言だけが気になる。
EURUSDは、先週一週間通して続落。4月28日、EURUSDの買いがスタートした水準の1.1000に逆戻り。ここまで下げればEURロングもないだろう! ここで定石・・・。ギリシャ問題が解決するまでは、EURロングでEUR高センチメントが強まれば、売り!
ただし、ここまで下げれば、ニュートラルで、売ることもかなわず、じゃ、EURクロスでも考えるしかないが、EURGBPも最近のレンジ下限に近すぎ手を出せず。
GBPUSDは、1.58台失敗! 1.55台まで続落。ただ、英総選挙勝利時のスタート地点となる1.52~1.53までは下げきれず、GBPの強さだけは感じられ、ポジションはロング思考変わらず。チャンスがあればGBPクロスでロングを作りたいが、EURGBPは0.7100~0.7400のレンジ下限に近く、ちょっと?
AUDUSDは、先週一週間で市場センチメントとポジションは180度変化。流石に0.8150台→0.7800台まで下げれば、AUDロングはないだろう。0.7800がポイントで下げ止まることができれば、先のレンジとなる0.7800~0.8000~50のレンジの可能性もあるが、双子の通貨、NZDUSDが弱く、この動きを見ながら取引を考える必要もあり、AUDNZDも選択肢の一つだが、NZDUSDが今までのレンジ下限に近く、ちょっと心配。
NZDUSDは、NZ中銀の追加利下げの可能性と、通貨安誘導にいくら金利が高いからと言って、買いから入ることは難しい。ポジションは基本万年ロングからショートへと変化していることがロング思考者にとっては唯一の好条件。いっそう早く追加利下げでも実施して、NZD安になってくれたほうが、買いやすくなるのだが! まだ時間がかかりそう。0.7200~0.7700のレンジが続き、0.7200をWeeklyベースで割り込むと別世界。
USDCADは、7日のカナダ中銀の金融政策と声明が気になる。政策金利の据え置きはほぼ間違いないと思われが、声明は? 1.2300で上げ止まるのか? 1.2400を超えることはあるまい!
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さて、今週のメインイベントとは、米国・カナダ・英国のGDP・改定値と、カナダ中銀金融政策。
今週は、月曜日が米国と英国は祭日で、いつものスタートとちょっと異なる。また、最重要なイベントは少なく、主要国のGDPも改定値でやや鮮度は落ちるが、それなりに市場は反応することだろう。
特に、カナダ中銀の金融政策だが、政策金利0.75%の据え置きが予想されており、ほぼこれで間違いがないと思われるも、先の会合(4月15日)に「中銀声明=インフレ見通しはおおよそ均衡」に、カナダドル買いへと動いた経緯があり、今回も文言で相場が動きそうである。
それと、米国発の経済指標も多く、イエレンFRB議長、他多くが主張する通り、米利上げは「指標次第」とのこで、注目したい。
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5/25(月)
日本貿易収支(通関ベース)
フィッシャーFRB副議長発言
5/26(火)
NZ貿易収支
米耐久財受注
米新築住宅販売
米CB消費者信頼感指数
5/27(水)
カナダ中銀 金融政策発表
5/28(木)
ユーロ圏景況感指数・消費者信頼感指数
米新規失業保険申請件数
米中古住宅販売成約
5/29(金)
日本全国消費者物価指数
英第1四半期GDP・改定値
カナダGDP前月比
米第1四半期GDP改定値
米シカゴ購買部協会景気指数
米ミシガン大学消費者信頼感指数
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