先週は、週明けからドル買いが強まり、主要通貨の全てでドル買いが強まっていた。英総選挙からドル売りをリードしていたGBPUSDも弱いCPIに売りが弱く、ギリシャ問題がネックとなりEURUSDも弱かった。
NZDとAUDも追加利下げ観測や、自国通貨安の誘導に弱く、USDJPYも日本株高もあり、108.50~120.50円のレンジ上限を久しぶりに上抜け円売りも強まっている。
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最新のIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-194,861コントラクトで、前週の-214,733から、通貨のショートが19,872減少し、6週間続落となっている。
しかし、集計日の火曜日からもドル買いが強まっていることを考えれば、集計値と異なり、通貨のショートポジションが増加している可能性く、市場のセンチメントがドル売りへと傾く中で、ドル高に動いたことで、インパクトがより加速されていたと考えたい。
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円のネットは、‐23,593→‐22,005とショートが小幅減少してるも、週後半に121.50円台を一時示現していることを考えれば、ショートが拡大していると考えたい。
ユーロのネットは、-178,976→-168,339と、1月13日の週近くまでショートが減少していた。週後半にEURUSDが1.1000近くまで続落していることを考えれば、EURショートの巻き戻しが続き、ポジションが減少していいる中で4月28日の水準近くまで下げたこことになる。
ポンドのネットは、-24,989→-23,362とショートが1,627減少していた。水準的には2月24日の水準近くとなっており、ポンドの先高期待感が強い中での、下落で、ユーロと同様に、ショートポジションが減少している中で、GBPUSDが値を下げていた。
豪ドルのネットは+4,487→+7,323とロングが2,836増加していた。3週連続の増加でポンドに次ぎ、ドル売りの流れをリードしていたが、AUDUSDは続落し、どこまでロングポジションが減少しているのか? または、ショートに転換したのか気になる。
NZドルのネットは、+1,770→-2,231と7週間続いたロングからショートへ転換。ロング転してから久々の変化に、市場センチメントが大きく変化した可能性が気になる。
カナダドルのネットは、-3,982→+4,348と33週間続いたネットショートはロングへと変化。NZドルがショートへ変化したと同時に、ロングへと変化したことを考えれば、NZDCADの売りがよかったのでは?と、期待したくなる。
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