2015年5月22日金曜日

5月22日 (金) 21:30 カナダ消費者物価指数(CPI)(取引通貨ペア CADJPY)

5月22日  (金)   21:30 カナダ消費者物価指数(CPI)(取引通貨ペア CADJPY)


≪説明≫

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昨日は、弱い米経済指標の結果が多かったにも関わらず、ドル売りが限定的となったことい、やや違和感を感じます。

さて、今日は週末の金曜日で、この影響が吉とでるのか凶とでるのか? 今日の取り引き通貨ペアのCADJPYですが、水準は、CADと連動性の高い原油価格(WTI)は60ドル台へと上昇、CADにとってはフォローの風が吹いています。

今日のカナダCPIは、CADにとっては重要で、CADJPYの通貨ペアを選択しましたが、それ以外でも、同時刻に市場の注目度が高い米CPIが同時刻にあり、この影響でUSDDCADとUSDJPYが変動することになります。基本はCADの変動幅が円を勝っており、CADJPYも動く要因となっています。

そして、同時刻のカナダの小売売上高が強いのか弱いのかによって、CADJPYが動けずにいるのか、予想外に動くことになるのか、同時に注目する必要があります。

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USDCADのDailyチャートは、1.2153の下値ポイントと、1.2239の上値ポイントに挟まれており、このレンジに近づくと上下で売りと買いが強まることが予想されます。

Weeklyチャートは、過去5週間続いた下落から、上昇へと変化する可能性が高く、1.2158が大きなポイントになっています。

一方、本日の取り引き通貨ペアのCADJPYは、100円の大台を抜けきれず、98.00~100.00円のレンジに収束し、しばらくはこのレンジ内での取引が続くことが予想されす。

1時間チャートでは、98.90円~99.36円が上下のターゲットとなっており、99.10円が中心となる動きが続いています。

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カナダCPIの予想は、前月比0.1%と前回は0.7%、前年比でも1.0%と前回の1.2%から低下が予想されています。コアの前月比の予想は、0.1%と前回は0.6%、前年比は2.3%と前回の2.4%から低下が予想されています。

過去22回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.5%、平均で0.15%、前年比で最大0.3%、平均で0.15%と、大きな差とはなっていません。

過去18回のデータでは、CADJPYの取り引きで、発表直後15分間の為替変動は、最大59pips(高値-安値)、平均では36pipsと、平凡な変動になっていますが、直近3回の動きを見ると40~50pipsとやや変動幅が拡大傾向にあります。

そして、同時刻に発表されます、米CPIやカナダ小売売上高の影響も大いに受けることが考えられ、変動幅の拡大を狙った取引を考えたいと思います。

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≪今回の予想と前回の数字≫
消費者物価指数
前月比=予想0.1% 前回0.7%、
前年比=予想1.0% 前回1.2%、
BOCコア
前月比コア=予想0.1% 前回0.6%、
BOCコア=前年比予想2.3% 前回2.4%

≪過去22回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%

前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%

コア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.09%

コア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%

≪CADJPY 過去18回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave36pips

Open-Hi=Max59pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave27pips

Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips

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