2015年5月13日水曜日

5月13日  (水)   17:30 英雇用統計 (取引通貨ペア GBPJPY)


≪説明≫
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今日は、この英雇用統計を含め、重要な指標などイベントが多く、非常に重要な一日となっています。

この英雇用統計の前にも、独CPI、独GDP、仏CPIがあり、この発表後にも、BOE四半期インフレ報告があり、これがポンドにとっては非常に重要となっています。

また、それ以外でも、ECBの議事録公表や、米小売売上高など、いずれも目が離せない重要なものです。

今回の英雇用統計は、過去のデータを見ても、失業者数の変動が大きく、直後のGBPJPY相場の変動は大きくなっています。

そうでなくても、最近の為替相場は、GBP買いがドル売り全体をリードしており、今日も注目度も高いものがあります。

また、英総選挙が終わったことで、経済指標が素直にBOEの金融政策に反映されることもあり、この雇用統計とBOEの四半期インフレレポートは共に重要となっています。

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GBPJPYのDailyチャートは、175円ダブルボトムで、184円の壁を超え続伸中で、中長期共に昨年末の190円の大台を試す動きとなっています。

GBPJPYは4日続伸で188円を達成したこともあり、利食いの売りが強まることが良そうされ、今日の英雇用統計後も、188円台では利食いの売りが増えることが予想されます。

レンジ的には、186.50~188.50円のレンジが予想されますが、今日の英雇用統計とBOEの四半期インフレレポートの結果が全てと考えてもいいでしょう?

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今回の英雇用統計の予想は、ILOベースの失業率5.5%と前回5.6%から若干の改善が見込まれる反面、失業者数増減も-20,000人と前回の-20,700人から逆に若干の減少が予想されています。

過去22回のデータでは、予想と実際との差は、ILO基準(1-3月)失業率で、最大0.2%、平均で0.07%と差は少なくなっていますが、失業者数増減では、最大16,700人、平均でも7,700人と差は大きく、これがGBPJPYの変動要因となっています。

過去19回のデータでは、GBPJPYで、発表直後15分間の相場変動をみると、最大120pips(高値-安値)、平均でも58pipsと非常に大きくなっていることが分かります。そのため、今回も逆指値の売りと買いで臨みたいと思いますが、前後の上下変動が大きくなることが懸念されます。

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≪今回の予想と前回の数字≫
ILO基準(1-3月)失業率=予想5.5% 前回5.6%、
失業者数増減=予想-20,000人 前回-20,700人

≪過去22回の予想と実際との差≫
ILO基準(1-3月)失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.07%

失業者数増減
Max=16,700人
Min=400人
Ave=7,700人

≪GBOPJPY 過去19回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max120ips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave58pips

Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave29pips

Open-Low=Max119pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave29pips

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