5月の連休真っ盛り。 そして、為替相場は?
USDJPY相場は、ようやく120円台を復活するも、118.50~120.50円のレンジ相場の上限をかろうじて維持している。
先週金曜日に米株が大幅上昇し、米金利が上昇した影響に、円売りを仕掛けやすくなっているが、120.50円を上抜けどこまで上昇することができるのか?
うるさい当局者の監視が緩むこの時期。相場を動かそうとすると、市場の主要通貨でのドル売り+円高センチメントに反した、円売りだけに、上値狙いやすくなっている。
特に、IMMの通貨先物ポジションでは、円ショートが激減し、円ロングに変化しそうな気配がある中での、動きだけに、強い期待感はないが、USDJPYの上値を期待したくなる。
もっとも、これで上値が失敗し、他の主要通貨でドル売りが進むようならば、いくら円クロスの売りが増幅しても、USDJPYの上値は狙いにくいことも事実である。
いずれにしても、本邦個人投資家が不在になりやすいこの時期。弱いものいじめを考えても、それほど円のポジションが偏っているとは言い難く、上がれば下がり、下がれば上がる、レンジ相場が続きそうな気配だけが濃厚である。
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一方の他の主要通貨は? と言えば、
EURUSDは、ギリシャ問題の早期解決きたい満載で、積み上がり過ぎたEURショートに耐えられず、結果としてきれいなダウントレンドの下限で下げ止まり反発中。先週1.0500~1.1100のレンジ上限を上抜け上昇中で、先のレンジ1.1100~1.1500のレンジに逆戻りしたのか? いずれにしても1.11が重要な底値のポイントになってきた。
GBPUSDは、5月7日の英総選挙を前にして、1.5500の大台トライ失敗するも、1.5000のボトム感は強く、今週のGBP相場は、総選挙の思惑と結果に動き、USDや他の通貨のと関連性を抜きにして考える必要があるが、1.5000~1.5500のレンジを上下抜け出すまでは、このレンジで。
AUDUSDは、0.8000の大台は三日天下。豪中銀の金融緩和予想のなかでは0.80台を超えるのは時期尚早ということなのか? 0.7800をボトムに下げ止まることができるか?、0.7800~0.8000の可能性も残っている。
NZDNZDは、0.7700台の上値を何週間失敗したことであろうか? 3週間続いている! NZ中銀のNZドル安誘導や緩和の可能性発言にもめげず、0.7500台を維持していると言うがいいのか? 週終値ベースで0.75台を維持できれば、買いの流れは変わらず。
USDCADは、1.2400を割り込んでからは、原油価格の上昇もあり、ドル売りのリードした通貨。1.2000の大台で下げ止まり、1.2000~1.2200のレンジに入っている。
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