2015年5月9日(土曜) 昨日8日、海外市場の動き
米雇用統計は強弱混在で複雑、発表直後の相場は上下に変動、弱い卸売在庫・卸売売上高に、米経済の「弱さが」目立ち、ドルは軟調推移。
英総選挙は与党の保守党が過半数を獲得し勝利し、ハリファックス住宅価格は予想外に強く、「英株高+債権高+ポンド高」の流れは続く。
ギリシャ債務問題では、ギリシャ発の楽観的な発言が目立つも、具体案は示されず。独貿易黒字は予想を下回り、独鉱工業生産の弱さが目立つ。
米失業率は5.4%(予想5.4%)で前月5.5%から改善。非農業部門雇用者数は22.3万人(予想23万人)弱いが20万人の大台をクリアするも、前月は下方修正。時間当り賃金の増加率は0.1%と前回0.2%から鈍化へ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
米株は上昇、DJIAは18,191.11(+267.05+1.49%)
米金利は低下、10年債利回りは2.14%(-0.04-1.81%)
DXYは上昇、94.782(+0.15+0.16%)
原油価格は上昇、WTI59.39(+0.45+0.76%)
金価格は上昇、11187.40(+5.20+0.44%)
※※※※※※※※※※※※※※※※※
USDJPYは、119.50円台をボトムに底堅いが、120円台からは下落。株高によるリスク許容度の拡大に120円台へ上昇するも、稲田自民党政調会長が追加緩和の必要性を否定、弱い米雇用統計に119.50円台へ下落、弱い米卸売在庫+卸売売上高に上値も重い。
JPYクロスは、通貨間で異なる動きへ。CHFJPYは下落、NZDJPYは上昇、GBPJPYは急進、CADJPY+AUDJPYは小幅上昇。
EURUSDは、EURGBPの売りや、欧州債利回りの低下が止まらず、前日来の調整売りが続くも、1.1180台をボトムに下げ止まる。米雇用統計では1.1180~1.1290のレンジで上下変動、結局は1.1200台で終了。
GBPUSDは、英総選挙の結果に、「英株高+債権高+ポンド高」の流れは続き、ポンドは全面高。ただし、1.5500台の上値は重く、1.5350台へ一時値を下げる。
AUDUSDは、弱い中国の貿易収支と、英中銀の四半期金融政策報告に上下変動。インフレと成長見通しを引き下げ→0.7860台へ下落、経済の回復示唆や、為替相場の支援要因の低下示唆→AUD買いが強まり強弱混在。米雇用統計後には、0.7960台へ上昇し、上下変動が続く。
NZDUSDは、上値の重い展開が続くも、米雇用統計+弱い米卸売在庫+卸売売上高に0.7500まで上昇。
USDCAD、1.2100を中心の狭い値動きから、米雇用統計+弱い米卸売在庫+卸売売上高に、1.2070~1.2140台のレンジで上下変動、結局は1.2100近辺で終了。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
CNY 貿易収支=341.3 億ドル(予想342.5億ドル 前回30.8億ドル)、輸出=前年比-6.4%(予想2.9% 前回-15%)、輸入=前年比-16.2%(予想-9.8% 前回-12.7%)→ 予想外に輸出と輸入が減少
CHF 4月 失業率=季調前 3.3%(予想3.3% 前回3.4%)、季調済=3.3%(予想3.3% 前回3.2%)
GER 3月 鉱工業生産=前月比-0.5%(予想0.4% 前回0.2%)、前年比0.1%(0.1%(予想0.5% 前回0.3%→0.2%)→ 予想外のマイナスにEUR売りが強まるも1.1180で下げ止まり限定的
GER 3月 国際収支: 経常収支=220億ユーロ(予想200億ユーロ 前回166億ユーロ)、貿易収支・基調済み=193億ユーロ(予想197億ユーロ、前回192→200億ユーロ)、輸出=前月比1.2%(予想0.45% 2月→1.4%)、輸入=前月比2.4%(予想0.0% 2月1.3%)
GBP 4月 ハリファックス住宅価格=前月比1.6%(予想0.4% 前回0.4→0.6%)、前年比・3か月・3か月=8.5%(予想7.8% 前回8.1%)
CHF 4月 消費者物価指数=前月比-0.2%(予想0.1% 前回0.3%)、前年比-1.1%(予想-0.9% 前回-0.9%)、HICP前月比-0.2%(予想0.1% 前回0.5%)、HICP前年比=-0.8%(予想-0.5% 前回-0.5%)
GBP 3月 貿易収支=-101.22億ポンド(予想-98億ポンド 前回-103.4→-107.99億ポンド)→ 予想外に赤字額が拡大、前月分もマイナス幅が拡大
CAD 4月 住宅着工件数=18.18万件(予想18.2万件 前回18.97→18.95万件)
CAD 4月 雇用統計: 失業率=6.8%(予想6.9% 前回6.8%)、雇用ネット変化率=-1.97万人(予想-0.5万人 前回2.87万人)、労働参加率=65.8%(予想65.9% 前回65.9%)→ 失業率は予想より低く前月と変わらず、雇用ネット変化は予想よりマイナス幅が拡大
USD 4月 雇用統計: 失業率=5.4%(予想5.4% 前回5.5%)、非農業部門雇用者数=22.3万人(予想23万人 3月12.6→8.5万人 2月26.4→26.6万人)、時間当たり平均賃金=24.87ドル(前回24.86→24.84ドル)、増加率0.1%(前回0.2%)→ 強弱混在。失業率は予想通りながら前月より低下、非農業部門雇用者数は22万台を回復するも予想に届かず、前月分が下方修正。時間当たり賃金は若干上昇するも、前月は下方修正へ
USD 3月 卸売在庫=前月比0.1%(予想0.3% 前回0.3%)、卸売売上高=前月比-0.2%(前回0.5% 前回-0.2%)→ 卸売在庫、売上高ともに予想を下回る
※※※※※※※※※※※※※※※※※
英総選挙で与党保守党が勝利し、単独で過半数を獲得へ→ GBP急進
豪四半期金融政策報告=インフレと成長見通しを引き下げるが、景気に明るい兆候も見られる。企業の設備投資が振るわず、成長率は平均を下回る伸びが数カ月前に予想したよりも長く続くとの見通し
豪四半期金融政策報告=経済成長見通し、2015年=2.25~3.25%→2.5%、2016年=3.4→2.75%~3.75%へ引き下げる。基調インフレ率 2015年=2.0~3.0%→2.5%、2016年=2.0~3.0%→1.75~2.75%へ引き下げる。
豪四半期金融政策報告=非鉱業部門の企業投資の回復に向けた条件がそろってきている。現在の想定よりも、回復が早まり、力強さを増す可能性はある
豪四半期金融政策報告=金融の状況は非常に緩和的だが、経済のバランスの取れた成長を実現する上で、為替相場は従来ほどには、支援要因にはなっていない
豪四半期金融政策報告=主要なコモディティーの価格が大幅に下落していることを踏まえると、豪ドルのさらなる下落が予想され、かつ必要でもある
稲田自民党政調会長=現時点で追加緩和の必要はない
キャメロン英首相=EU在留の是非を問う、国民投票の実施を約束
グロス氏は、FRBの9月利上げを予想
ツィプラス・ギリシャ首相=支援で近く合意が得られるだろう
ドラギECB総裁=ECBの資産購入プログラムは、状況が変化すれば調整できる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
米雇用統計は強弱混在で複雑、発表直後の相場は上下に変動、弱い卸売在庫・卸売売上高に、米経済の「弱さが」目立ち、ドルは軟調推移。
英総選挙は与党の保守党が過半数を獲得し勝利し、ハリファックス住宅価格は予想外に強く、「英株高+債権高+ポンド高」の流れは続く。
ギリシャ債務問題では、ギリシャ発の楽観的な発言が目立つも、具体案は示されず。独貿易黒字は予想を下回り、独鉱工業生産の弱さが目立つ。
米失業率は5.4%(予想5.4%)で前月5.5%から改善。非農業部門雇用者数は22.3万人(予想23万人)弱いが20万人の大台をクリアするも、前月は下方修正。時間当り賃金の増加率は0.1%と前回0.2%から鈍化へ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
米株は上昇、DJIAは18,191.11(+267.05+1.49%)
米金利は低下、10年債利回りは2.14%(-0.04-1.81%)
DXYは上昇、94.782(+0.15+0.16%)
原油価格は上昇、WTI59.39(+0.45+0.76%)
金価格は上昇、11187.40(+5.20+0.44%)
※※※※※※※※※※※※※※※※※
USDJPYは、119.50円台をボトムに底堅いが、120円台からは下落。株高によるリスク許容度の拡大に120円台へ上昇するも、稲田自民党政調会長が追加緩和の必要性を否定、弱い米雇用統計に119.50円台へ下落、弱い米卸売在庫+卸売売上高に上値も重い。
JPYクロスは、通貨間で異なる動きへ。CHFJPYは下落、NZDJPYは上昇、GBPJPYは急進、CADJPY+AUDJPYは小幅上昇。
EURUSDは、EURGBPの売りや、欧州債利回りの低下が止まらず、前日来の調整売りが続くも、1.1180台をボトムに下げ止まる。米雇用統計では1.1180~1.1290のレンジで上下変動、結局は1.1200台で終了。
GBPUSDは、英総選挙の結果に、「英株高+債権高+ポンド高」の流れは続き、ポンドは全面高。ただし、1.5500台の上値は重く、1.5350台へ一時値を下げる。
AUDUSDは、弱い中国の貿易収支と、英中銀の四半期金融政策報告に上下変動。インフレと成長見通しを引き下げ→0.7860台へ下落、経済の回復示唆や、為替相場の支援要因の低下示唆→AUD買いが強まり強弱混在。米雇用統計後には、0.7960台へ上昇し、上下変動が続く。
NZDUSDは、上値の重い展開が続くも、米雇用統計+弱い米卸売在庫+卸売売上高に0.7500まで上昇。
USDCAD、1.2100を中心の狭い値動きから、米雇用統計+弱い米卸売在庫+卸売売上高に、1.2070~1.2140台のレンジで上下変動、結局は1.2100近辺で終了。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
CNY 貿易収支=341.3 億ドル(予想342.5億ドル 前回30.8億ドル)、輸出=前年比-6.4%(予想2.9% 前回-15%)、輸入=前年比-16.2%(予想-9.8% 前回-12.7%)→ 予想外に輸出と輸入が減少
CHF 4月 失業率=季調前 3.3%(予想3.3% 前回3.4%)、季調済=3.3%(予想3.3% 前回3.2%)
GER 3月 鉱工業生産=前月比-0.5%(予想0.4% 前回0.2%)、前年比0.1%(0.1%(予想0.5% 前回0.3%→0.2%)→ 予想外のマイナスにEUR売りが強まるも1.1180で下げ止まり限定的
GER 3月 国際収支: 経常収支=220億ユーロ(予想200億ユーロ 前回166億ユーロ)、貿易収支・基調済み=193億ユーロ(予想197億ユーロ、前回192→200億ユーロ)、輸出=前月比1.2%(予想0.45% 2月→1.4%)、輸入=前月比2.4%(予想0.0% 2月1.3%)
GBP 4月 ハリファックス住宅価格=前月比1.6%(予想0.4% 前回0.4→0.6%)、前年比・3か月・3か月=8.5%(予想7.8% 前回8.1%)
CHF 4月 消費者物価指数=前月比-0.2%(予想0.1% 前回0.3%)、前年比-1.1%(予想-0.9% 前回-0.9%)、HICP前月比-0.2%(予想0.1% 前回0.5%)、HICP前年比=-0.8%(予想-0.5% 前回-0.5%)
GBP 3月 貿易収支=-101.22億ポンド(予想-98億ポンド 前回-103.4→-107.99億ポンド)→ 予想外に赤字額が拡大、前月分もマイナス幅が拡大
CAD 4月 住宅着工件数=18.18万件(予想18.2万件 前回18.97→18.95万件)
CAD 4月 雇用統計: 失業率=6.8%(予想6.9% 前回6.8%)、雇用ネット変化率=-1.97万人(予想-0.5万人 前回2.87万人)、労働参加率=65.8%(予想65.9% 前回65.9%)→ 失業率は予想より低く前月と変わらず、雇用ネット変化は予想よりマイナス幅が拡大
USD 4月 雇用統計: 失業率=5.4%(予想5.4% 前回5.5%)、非農業部門雇用者数=22.3万人(予想23万人 3月12.6→8.5万人 2月26.4→26.6万人)、時間当たり平均賃金=24.87ドル(前回24.86→24.84ドル)、増加率0.1%(前回0.2%)→ 強弱混在。失業率は予想通りながら前月より低下、非農業部門雇用者数は22万台を回復するも予想に届かず、前月分が下方修正。時間当たり賃金は若干上昇するも、前月は下方修正へ
USD 3月 卸売在庫=前月比0.1%(予想0.3% 前回0.3%)、卸売売上高=前月比-0.2%(前回0.5% 前回-0.2%)→ 卸売在庫、売上高ともに予想を下回る
※※※※※※※※※※※※※※※※※
英総選挙で与党保守党が勝利し、単独で過半数を獲得へ→ GBP急進
豪四半期金融政策報告=インフレと成長見通しを引き下げるが、景気に明るい兆候も見られる。企業の設備投資が振るわず、成長率は平均を下回る伸びが数カ月前に予想したよりも長く続くとの見通し
豪四半期金融政策報告=経済成長見通し、2015年=2.25~3.25%→2.5%、2016年=3.4→2.75%~3.75%へ引き下げる。基調インフレ率 2015年=2.0~3.0%→2.5%、2016年=2.0~3.0%→1.75~2.75%へ引き下げる。
豪四半期金融政策報告=非鉱業部門の企業投資の回復に向けた条件がそろってきている。現在の想定よりも、回復が早まり、力強さを増す可能性はある
豪四半期金融政策報告=金融の状況は非常に緩和的だが、経済のバランスの取れた成長を実現する上で、為替相場は従来ほどには、支援要因にはなっていない
豪四半期金融政策報告=主要なコモディティーの価格が大幅に下落していることを踏まえると、豪ドルのさらなる下落が予想され、かつ必要でもある
稲田自民党政調会長=現時点で追加緩和の必要はない
キャメロン英首相=EU在留の是非を問う、国民投票の実施を約束
グロス氏は、FRBの9月利上げを予想
ツィプラス・ギリシャ首相=支援で近く合意が得られるだろう
ドラギECB総裁=ECBの資産購入プログラムは、状況が変化すれば調整できる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
0 件のコメント:
コメントを投稿