2015年5月21日木曜日

2015年5月21日(木曜) 昨日20日、海外市場の動き

2015年5月21日(木曜) 昨日20日、海外市場の動き

FOMC議事録、BOEのMPC議事録、共に開始時期は不明ながら、将来のインフレリスクを懸念し利上げ期待を維持。

FOMC議事録はサプライズはなくいずれ利上げへ。発表直後の反応は複雑ながら予想外に鈍い。ドル売り→ドル買い→ドル売り。

6月利上げの可能性は低い(12月の利上げ可能性の可能性は高まる)。第1四半期の弱さは一時的で、穏やかに回復。インフレは中期的に2.0%へ上昇へ。

一方、欧州市場に発表となった、BOEのMPC議事録では、予想通り9対ゼロで政策決定となったが、「経済のスラックは1年以内に解消の見込み、長期金利が再び上昇するリスクある」と、利上げ期待は相変わらず強く、GBPにとってはプラス思考が強い。

FOMC議事録直後の動き
USDJPY、121.23→121円割れ→121.40台
EURUSD、1.1100→1.1070割れ→1.1140台
GBPUSD、1.5530→1.5500割れ→1.5560台
AUDUSD、0.7875→0.7900→0.7860台→0.7900台

USDJPY、121.00~50円のレンジへ入るも、120.70~80円でボトム感が強まる。
EURUSD、ようやく下げ止まり、1.1100を中心に1.1050~1.1150の狭いレンジ入り、いずれ抜け出すと思われるが、方向性はギリシャ次第。1.1100はサイコロジカルなボトムラインとテクニカルなボトム。
GBPUSD、上昇トレンド変わらずだが。1.5500~1.6000のレンジを期待するも、1.5800を超えられず。1.5200~1.5800のレンジの可能性も残る。
AUDUSD、0.8000の大台を超え上昇期待が一時強まったが、失敗。0.7800~0.8200のレンジへ。

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