2015年5月16日(土曜)昨日15日、海外指標の動き
弱い米経済指標にも、為替市場の反応は複雑。
EURUSDは1.1460台へと続伸し、2月17日以来の終値ベースで高水準へ。
GBPUSDは1.58台をトップに1.5270まで下落、まずは利食い先行。
USDJPYは120円台を達成できず、119.20円まで下落、結局は元の水準。
AUDUSD+NZDUSDは、弱い米消費者信頼感に買い戻しが強まるも前日の水準を回復できず。
弱いNY連銀製造業景気指数+弱い米鉱工業制裁と設備稼働率+弱いCB景気先行指数にも、ドルは上昇。弱い米経済指標にも関わらず、週末のポジション調整によるドル買いが続く。
しかし、米ミシガン大学消費者信頼感指数が弱すぎると、米金利は低下しドルは全面安。結局、主要通貨では元の水準に逆戻り。
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米株は小幅上昇、DJIA18,272.56(+20.32+0.11%)、
米金利は低下、10年債利回り2.14%(-0.09-0.24%)
原油価格は小幅上昇、WTI59.93(+0.05+0.08%)
金価格は低下、1223.40(-1.80-0.15%)
DXYは低下、93.229(-0.23-0.24%)
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米成長見通しへの疑問が拡大し、FRBの利上げ時期はいつに?
フィラデルフィア連銀の民間エコノミスト調査は、米第2四半期GDP見通しを3.0→2.5%に下方修正。ブルームバーグがエコノミスト調査でも、2015年第4四半期のGDP見通し=2.7→2.3%に下方修正した。
米第1四半期は、寒波+ドル高+原油安+西海外港湾ストが要因で、第2四半期に回復と思われていた。
しかし、最近の第2四半期の米経済指標も予想を下回ることが多く、成長見通しが下方修正されている。また、輸入物価指数の大幅落ち込み+貿易赤字の拡大など、ドル高が米経済に悪影響を与えている指標も多く、最近のドル売りにつながっている。
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