2015年4月9日木曜日

4月9日  (木) 17:30 英貿易収支(取引通貨ペア GBPJPY)


≪説明≫
今回の英貿易収支は、最重要な指標とは言い難いのですが、最近のGBP相場の変動は比較的大きく、特にGBPJPYの変動率は他の通貨ペアと比較するとその傾向がよくわかります。

また、この発表の後に、BOE金融政策委員会の発表があり、政策金利と資産買い入れ枠の据え置きが予想され、変更がなけば何も発表がなく期待をすることはできません。

もちろん、万が一と言うこともあり、その前では上下に動いた相場がやや修正される可能性もあります。

5月7日の総選挙に向けて積極的にGBPを買う理由は少なく、特に、昨日は、 英国野党・労働党のミリバンド党首が、税の抜け穴をふさぐと公約、ロンドンの金融街シティーの金融センターとしての地位が脅かされる恐れもあり、その影響が心配されます。

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昨日は、M&A絡みと言われているGBP買いに、クロスでもGBPが上昇し、GBPJPYは178.40円をボトムに上昇傾向が続いています。

Dailyチャートでは、177円以下を買いゾーンとし、176.50~178.50円のレンジを8日間続け底固めし、上抜けしてからは今日で4日連続で上昇中です。

過去2日間179円台では上値は抑えられていますが、178.40円をボトムにどこまで上昇できるかを試す動きが期待できます。

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今回の予想では、90億ポンドの赤字となっており、前回の84.12億ポンドの赤字から赤字幅が拡大すると思われています。

過去25回のデータでは、予想と実際との差は、最大17.03億ポンドと大きく、平均でも6.17億ポンドと、ある程度の差は覚悟する必要が有ります。

過去18回のデータでは、GBPJPYで発表直後、15分間の変動では、最大53pips(高値-安値)、平均では21pipsと、大きな変動は期待できません。

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≪今回の予想と前回の数字≫
予想-90億ポンド 前回-84.12億ポンド

≪過去25回の予想と実際との差≫
貿易収支
Max=17.03億ポンド
Min=900億ポンド
Ave=6.17億ポンド

≪GBPJPY 過去18回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max53pips
Hi-low=Min9pips
Hi-low=Ave21pips

Open-Hi=Max31pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave8pips

Open-Low=Max53pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave13pips

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