4月1日 (水) 23:00 ISM製造業景況指数 (取引通貨ペア USDJPY)
≪説明≫
USDJPYの動きは非常に安定しており、目先は大幅な変化は期待できそうにありません。昨日発表された世界の中銀の外貨準備に占める円の割合も、予想外に減少幅は少なく、円が見放された形にはなっていませんでした。
円主導の為替相場は影をひそめてから久しく、今まで円安期待は弱まり、120円台を維持できるのか? その中で、どこまで期初の円売りが強まるのか、どこまで投資へ向かい円売り要因が続くのか、今後の注目材料となっています。
上値では120~121円の間は比較的耐久時間もそれほど長くなく、揉み合いが続くと言うより、121円方向を目指している際には、市場センチメントはドルブルとなり、120円割れ方向を目指していは、その逆にドルベアになり、結局は両方向へ動き力がなかったことは事実です。
今後のUSDJPY相場を考えれば、この状態から一方向に抜け出した時がチャンスとも言えます。また、政府関係者からはUSDJPY相場を120円で安定させたいとの意向は見え見えで、上値を買い進むこともすぐには考えにくい状況となっています。
8時間チャートでは、ここ8時間×4では押し目の買いが強く、下髭の長い展開となっていますが、119.13円にポイントがあり、この水準まで続落する可能性は秘めていますが、反面、押し目買い望んでいる市場参加者にとっては、絶好の買い場となりそうです。
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今回の予想は52.5と前回52.9からやや低下が予想されている。
過去24回のデータでは、予想と実際との差は、最大4.7、平均1.4となっており、2を超えてくると動きは大きくなる傾向にある。
過去18回のデータでは、USDJPYで発表直後、15分間の変動をみると、最大で44pips(高値-安値)、平均で24pipsと、大きな変動は期待できないが、この時間帯では米株や米金利の動きと合わせ、上下のテクニカルポイントで取引を考えたい。
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≪今回の予想と前回の数字≫
ISM製造業景況指数=予想52.5 前回52.9
≪過去24回の予想と実際との差≫
前月比
Max=4.7
Min=0.0
Ave=1.4
≪USDJPY 過去18回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max44pips
Hi-low=Min12pips
Hi-low=Ave24pips
Open-Hi=Max32pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave12pips
Open-Low=Max44pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave11pips
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