2015年4月7日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き
米株価は小幅上昇、米金利も上昇。
原油価格は小幅上昇、金価格は小幅下落。
アジア市場では、AUD買いがリードするドル売りへ。
欧州市場では、比較的強いユーロ圏の経済指標や、ギリシャのIMF返済は乗り切れるとの思惑が強く、一時EUR買いが強まるも、1.10の大台から売りへと変化、ギリシャ債務問題は主要課題で変わらず。
米国市場は、FRBの利上げ観測が遠くとの見通しが強まる中、動きは逆で、ドル買戻しへ変化し、JPY売りの流れは止まらず。
USDJPYは、ついに120円台へと上昇し、一時120.30台へ。
EURUSDは、1.0950→1.0840割れまで一時下落。
GBPUSDは、1.5000の大台を達成できず、1.4920→1.4830台へ一時下落するも、1.4900まで復活。
AUDUSDは、強い豪小売売上高、中国レポ金利引き下げ、豪中銀の政策金利据え置きに、利下げを予想した筋から買いが入り、0.7600→0.7710台へ上昇するも、米国市場に入り0.7630まで一時下落。
USDCADは、1.2450台→1.2520台へ上昇。金価格の小幅下落の影響は見られず。
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IMFの世界経済見通しは、2007~2009年の金融危機以降、世界経済の潜在成長率は低下、金利は長期金低水準にとどまる。
ギリシャ議会は特別委員会を創設=24000億ユーロの国際支援を受ける経緯や影響を調査へ。
コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁=インフレや雇用が正常水準に戻るには数年必用で、FRBは利上げを来年下期まで遅らせるべき。
BOE金融行政委員会(FPC)会合議事録=現在の経常赤字の規模が大きく、状況によっては英国に対する市場心理の悪化を引き起こす可能性がある。
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