2015年4月5日日曜日

2015年4日5日(日曜) 最新のIMMポジション(3月31日集計分)から

2015年4日5日(日曜) 最新のIMMポジション(3月31日集計分)から

最新のIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-336,351コントラクトと、前週の-371,270から、通貨の売りが34,919減少し、3月17日の水準を下回り通貨の売りが減少している。

ドル換算のポジションでは、ドルロングが401億ドルと、前週の440億ドルからドル買いが大きく減少、再びドル先高かんがやや弱まっている(クロスもあるので、必ずしもイコールではないが、大まかな傾向がわかる)

※※※※※※※

IMMのポジションだけで判断できること考えてみたい。
1.EURショートポジションの拡大傾向は止まらず、最近のEURUSDの上昇を考えれば、EURはUSD以外のクロスポジション(たとえば、EURGBP、EURAUD、EURNZD、EURJPY)などでは引き続き売り圧力が続いている。
2.円ショートは減少、円先高感が強まってい。
3.ポンドショートは減少、GBPUSDの影響より、EURGBPの影響を受け、英総選挙前のリスクで買いにくいが、GBPUSDも潜在的な強さは目立つ。。
4.スイスショートからロングへと変化、EURCHFの売りも要因となっている。
5.カナダドルショートは減少、原油価格の停滞にもかかわらず、カナダドルの買戻しが続いている。
6.豪ドルショートは減少、商品価格の低下や、EURAUD+AUDNZDでのAUD売りにも関わらず、ショートは減少、AUDUSDでの買戻しが続いている。
7.NZドルショートからロングへと変化、強さが目立つ。

※※※※※※※

各通貨のコントラクトの変化は、以下の通りで、スイスフラン+NZドルは買いへと変化している。

円は、--45.905→ -23,924 
ユーロは、-220,963→ -226,560
ポンドは、 -38,557→ -36,630
スイスフランは、-3,9555→ +706
カナダドルは、-32,656→ -29,618
豪ドルは、-28,368→ -24,356
NZドルは、-866→ +4,031












※※※※※※※

ドル換算した全体のポジションに占める各通貨ペアの割合は、おおよそ以下の通りで、
スイスフランとNZドルはドル売りへと変化、EURを除くドルのロングは減少している。

円は、+48億ドル→ +25億ドル
ユーロは、+302億ドル→ +304億ドル
ポンドは、+36億ドル→ +34億ドル
スイスフランは、+5億ドル→ -1億ドル
カナダドルは、+26億ドル→ +23億ドル
豪ドルは、+22億億ドル→ +19億ドル
NZドルは、+0.1億ドル→ -3億ドル










0 件のコメント:

コメントを投稿