2015年4月25日土曜日

2015年4月25日(土曜) 昨日24日、海外指標の動き

2015年4月25日(土曜) 昨日24日、海外指標の動き

ドル全面安! 

強い前月比+弱いコアの米耐久財受注に、1月米成長の弱さが再認識。米金利は低下し、ドル全面安。

ユーロ圏財務相会合は物別れに終わり、EURは伸びきれず。ドル売り相場をリードしたのはGBP。

※GBPUSDは、1.51880台へ続伸、世論調査で保守党苦戦のGBP売り材料を乗り越え、市場のドル売りをリード。
※USDJPYは、山本幸三・自民党議員の発言に円高へ(?)不思議な発言!。弱い米経済指標に119円を割り込み118.80台まで続落。
※EURUSDは、ユーロ圏財務相会合でも、結局は物別れに終わり買いも弱く、強い独IFOとドル高の中で底堅く、1.0800~1.0890で揉みあい。
※AUDUSDは、中国の資本流出は気になるが、0.7830台へ上昇。
※USDCADは、一時1.2100台へ下落し、1.2180台へ上昇、カナダドル高傾向は続く。

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米株(DIJA)は、18,080.14(+21.45)と小幅上昇
WTIは、57.42(-0.32)と小幅下落
金価格は、1,179.90(-14.40)と下落
米10年債利回りは、1.91(-0.05)と低下
DXYは、96.859(-0.42)と下落

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独IFO業況指数は、108.6(予想108.3)と強く、ドラギECB総裁は「ギリシャの銀行への支援」表明したが、

注目のユーロ圏財務相会合では、ギリシャが要求した「部分的合意=資金を分割し一部を早期に支払う」との要求を拒否、逆に、「完全な経済改革計画に合意なければ支援は提供しない」という。

結果、言葉だけの合意に終わった。バルファキス・ギリシャ財務相いわく『双方とも合意は困難、「今後に合意することで一致」、それしか選択肢はない』

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その影響もあり、安全資産のCHFの上昇傾向が懸念される。通貨CHFの高額紙幣の需要が急拡大、通貨高抑制に、1000万スイス以上の預金にマイナス金利を適用させている。

ギリシャ債務問題のリスクに、資金はスイスに流れ、高額紙幣の溜め込みに頭を悩ませるも、ジョルダンスイス中銀総裁は、紙幣保有に手数料を課さずと発表。

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米耐久財受注は、前年比4.0%(予想0.6%)とすごく強いが中身は航空機(+31%)と自動車(+5.4%)。

逆に、除輸送機器の前月比は-0.2%(予想0.3%)と弱く、コア資本財は前月比-0.5%(予想0.3%、2月-1.1→-2.2%)と7か月連続で減少し、GDP算出のコア資本財・出荷は-0.4%。

米第1四半期GDPが下方修正されるとの思惑が広まり、為替相場は直後のドル買いからドル売りへと変化。

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山本幸三・自民党議員は、4月30日に日銀金融政策決定会合で、『何もしないと言う話は有りえない』と発言、円安は1~2円程度と予想。何もなければ円高+株高へ。
→ 市場の反応は、「追加緩和なし=円高」の発想なのか、直後からUSDJPYは下落へ、クロスでも一時円高へ動く。

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