2015年4月21日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き
欧州株は上昇、米株も小幅上昇からスタートするもマイナス圏へ、米金利は低下へ。
為替市場は、通貨間で異なる動きへ。
EURUSDは、ギリシャ問題がネックで一時1.0660へ下落するも続かず。米国市場では1.0710台へ反発するも上値は重い。
USDJPY+USDCADは逆に、ドル買いへと動き、クロスでは円売りの流れが強く、
AUDUSD+NZDUSDは、欧州市場では買いからスターとするも、米国市場で下落へ。
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昨日は、スティーブンス豪中銀総裁は「豪ドルのさらに下落する可能性」を示唆し、今日は、豪中銀議事録で「必要なら利下げを実施」と、相変わらず豪ドル安への誘導が止まず、
また、中国の成長の鈍化見通しや、預金準備率の引き下げもあり、本来ならばAUD売りの材料ながら、AUDUSDは0.7680台をいボトムに、0.7700割れからは買い圧力が続いている。
円相場は、浜田内閣官房参与が「追加緩和の必要性」を示唆、USDJPYは119.80円近くまで上昇。欧州市場で119.30円まで一時値を下げたが、米国市場では119.80円近くまで再上昇。
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豪中銀議事録=追加緩和が今後適切となる可能性。直近の指標はトレンドを下回る成長を示唆。豪ドル安はより均衡の取れた成長を支援。非鉱業分野の投資は来年ごろから減少へ→ 直後はAUD売りが強まるが前日から値を下げていた分、下げ幅は限定的
ECB関係者=ギリシャ向けの緊急流動性支援(ELA)の縮小を検討。ギリシャの銀行はECBの通常の「りファイナンスオペから締め出され、ELAに頼っているのが現状。
ユンケル欧州委員会委員長=ギリシャ協議の進捗状況に関してすべての当事者が不幸。ギリシャによるもっと多大な努力が必要とされる。
独ギリシャ首脳会談を23日に設定
2014年EU加盟国の財政収支=前年比GDP比2.9%→2.4%に低下。債務残高GDP90.9%→91.9%。
EU当局者=ギリシャで最も重要な期限は6月30日
ギリシャ=早くても4月末に合意の可能性
浜田内閣官房参与=CPIコアコアで達成できないなら、追加緩和が必要。
ハンバリー中銀=政策金利を0.15%引き下げ、1.95%→1.8%に決定。インフレがマイナスで推移するなか、通貨フォリントの上昇を抑える狙い、
ローゼングレン・ボストン連銀総裁=低成長時の政策対応能力を高めるために、FRBや他の中銀は将来的にインフレ目標を引き上げる必要が有る。
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