2015年4月20日月曜日

2015年4月20日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年4月20日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドル全面高で、米株は好決算と中国追加緩和の影響もあり大幅上昇へ、

ユーロ圏の建設支出は弱く前月比でマイナスへ、米シカゴ連銀全米活動指数も予想外に弱くマイナスへ。欧米ともに弱気な材料となった。

ギリシャへの懸念が強待っているように感じられる発言が多く、ユーロ売りへ傾く。ドラギECB総裁は「ユーロ下落を見込んだ取引を行わないように」と警告するも効果なし。

ダドリーNY連銀総裁は「最近の製造業の弱さはドル高が要因」と指摘するも、なぜか今日は反応せず、「年内の利上げ開始を望む」と発言。

米国市場に入り、AUDUSDの急落がドル買いを加速させている。スティーブンス豪中銀総裁「豪ドルはさらに下落する可能性、豪中銀は必要なら利下げを実施」へとの発言がその原因となった。

デイセルブルム・ユーログループ議長は「ギリシャ情勢について政治的・経済的に隔絶することが可能」と言い。
ノワイエ仏中銀総裁は「ギリシャの離脱はユーロ圏のトラウマ、ボールはギリシャ政府側のコートにある」言い。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁は「ギリシャ離脱によるユーロ圏への影響は限定的、金融・経済面での波及効果はない」と言う。

うがった見方をすれば、ギリシャのユーロ圏離脱へ向けた最悪の事態への警鐘しているようにもとらえられる。

一方では、コンスタンシオECB副総裁は、ギリシャのユーロ離脱はないと確認と、けん制発言をし、ドラギECB総裁は「ユーロ圏の景気回復は力強さを増し、インフレ率も過度に遅れることなく中期目標を達成する」と強気は発言をし、ギリシャに対しては「ギリシャのユーロ圏離脱を推測するのは時期尚早であり、ユーロ下落を見込んだ取引を行わないように」と警告するも、EUR買いは鈍い。

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