2015年4月17日金曜日

2015年4月16(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年4月16(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

米住宅着工件数+建設許可件数は弱く、新規失業保険申請件数も増え悪く、フィラデルフィア連銀景況感指数は、逆に強い。

米株は上下しながらも小幅下落、原油価格も小幅下落し、
米金利は上昇するも、ドルは弱く、DXYも小幅低下。

為替市場は、EURUSD+USDJPYの動きは鈍いが、他は、GBPUSDが相場をリートし強く、他の主要通貨(AUDUSD+NZDUSD+USDCAD)でも、ドルは値を下げている。

EURの動きは複雑で、EURUSDは100ポイント超の幅で上下しながら、ビットアップ。強い独経済成長見通、上昇修正され強いユーロ圏成長見通しに反して、ギリシャはIMF融資返済を求めたが、拒否されたとの報道に、EUR買いも続かず、伸びは限定的。

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欧州主要経済研究所=ECBの量的緩和は株式市場にバブルのリスク。ユーロ圏各国の債務増加による利回り上昇のリスクは防げるが、各国政府は低金利での資金調達が可能との誤った誘因を与える。

独主要経済研究所=ユーロ安により、2015年成長予想を1.2%→2.1%へ上方修正。2016年1.8%。平均失業率予想=2015年6.3%、2016年5.9%。インフレ率予想=2015年0.5%、2016年1.3%。

ECBの第2四半期専門家調査(前期第1四半期との比較)
GDP2015年=1.1→1.4%、2016年=1.5→1.7%
CPI2015年=0.3→1.1%、2016年=1.1→1.2%
失業率2015年=11.3→11.1%、2016年10.9→109.6%

ギリシャ融資返済の延長を求める(FT紙)=ギリシャはIMFに融資の延長を求めたが、IMFは拒否。

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