2015年3月3日火曜日
3月3日 (火) 22:30 カナダGDP (取引通貨ペア CADJPY)
3月3日 (火) 22:30 カナダGDP (取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
今回のカナダGDPは前月比と第4四半期が発表されるが、月次のGDPを注目し取引を考え
たい。同時刻には、他の経済指標の発表もなく単体での発表となり、素直にAUD
相場が変動すると思われる。
また、明日に発表されるカナダ中銀の金融政策は、利下げと利上げ観測が分かれており
、今日のCADJPYの動きの足かせとなっている点と、USDJPYが120円台を維持し、円の先
安観が強まることができるか、USDJPYの動きも注視する必要がある。
カナダ月次GDPの市場予想は、前月比0.2%と前回の-0.2%から改善が、第4四半期の予
想は2.0%と前回2.8%から低下が予想されている。
過去21回のデータでは、月次GDPの予想と結果の差は、最大で0.5%、平均で0.1%と、
0.3%超の差が動きを大きくする目安となっている。 マイナス予想がプラスへ、プラス予想がマイ
ナスへとなった場合にはやや値動きが広がり、この条件になれば過去を検証すれば0.2%の差でも動きが期待できる。
過去21回のデータでは、CADJPYの発表直後の変動は、最大69pips(高値-安値)と前回
1月30日がそれに当たり、平均では26pipsとそれほど大きな変動にはなっていない。
そのため、逆指値の売買を感が得るよりは、上下動いた場合の順張りの売りと買いをテ
クニカルポイントを見ながら判断したい。
※※※※※※※
USDCADのDailyチャートは、原油価格が落ち着きを取り戻していることもあり、1.24~
1.2700のレンジに入っている。8時間足でもこの水準内での取引が続き、方向感がなく
なっている。
CADJPYは、94.00~96.50円のレンジが続き、直近では94.00~96円のレンジに収束して
いる。Weeklyチャートでは92.00~96.40円のレンジとなっており、96.50円は今後の大
きなポイントとなると思われる。
1時間チャートで見れば、先の下落じの95.40円割れが下値のポイントで、95.40~96.50
円のレンジに近づいた方で順張りの取引きを考えたい。
※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
12月GDP=予想0.2% 前回-0.2%、
第4四半期GDP=前期比年率予想2.0% 前回2.8%
≪過去21回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.10%
≪CADJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max69pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave23pips
Open-Hi=Max32pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave14pips
Open-Low=Max69pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave11pips
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