最新のデータは以下の通りです。
最近のIMMポジションを見ていると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-359,655コントラクトと、前週の-355,932からマイナス幅が3,723増加(7通貨netポジション参照)。
一方、当日の終値をコントラクトをドルベースで換算すると、為替レートの変化により$41,136,005,105から$40,959,830,473へと減少している(7通貨合計$換算$ポジション参照)
トータルネットショートポジション(-359,655)の構成比率から見ると、ユーロ=61.2%→58.8%、円12.1%→13.4%、豪ドル12.0%→11.7%、カナダドル7.1%→7.6%と変化している(円グラフ2月24日、3月3日の対比と、棒グラフを参照)
円、ユーロ、スイス、ポンド、豪ドル、カナダドルの、10月21日から今現在の、スポットレートと、コントラクトの関係で、気になるのは、円とユーロで、
円は、ショートのコントラクト数は減少しているが、スポットレートは円安水準を維持しており、投機筋が円売りポジションを減少させながらも、実態は円安が続いていることで、投機的な動きが加速すれば円安相場が再来しやすい環境にある。
ユーロは、ユーロ安相場が続いているが、ネットポジションでは逆に減少傾向にあり、投機筋が現在のEURUSD相場の低水準に警戒感を示していると思われる。
円相場と同じ上に、何らかの材料が飛び出し、投機的な売りが再来するとユーロ売りが加速しやすく、将来のユーロ安を相場を予感させる動きとなっている(円とユーロのネットポジションとスポットレートを参照)
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