2015年3月6日(金曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き
今日は週末の金曜日。米国市場では、今週最大のイベントとなる米国の雇用統計が発表されます。FOMCのメンバーの中からは、年内の利上げを支持する声も多く、ドル高相場が続く根本的な要因の一つとなっています。
本日の米雇用統計の結果でさらに利上げ観測が強まるのか、それとも、収束へと向かうのかが注目されますが、USDJPYが120円台で定着することになれば、来週以降、更なる上昇の可能性が高まります。
失業率の予想は5.6%と前回5.7%から低下と、非農業部門雇用者数の予想は24.0万人で前回25.7万人から若干の低下が見込まれていますが、前回の動きから判断すれば、時間当たりの賃金の伸びがより重要となっています。
時間当たりの賃金の予想は0.2%で、前回の0.5%のから低下が予想されていますが、本日はこの数字を注視し相場を判断することが必要と思われます。
過去22回のデータでは、予想と実際との差は、失業率で最大0.3%、平均0.1%、非農業部門雇用者数で最大12.2万人、平均で4.6万人とブレの大きな指標となっています。
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